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東京キリストの教会『ヨハネシリーズ:互いに愛し合いましょう』内御堂真 2021/10/17

tcc 2021年10月18日     Comment Closed    

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『互いに愛し合いましょう』

スライドはこちらから→20211017 ヨハネシリーズ 互いに愛し合いましょう

 

1ヨハネ4章から学びましょう。

ヨハネは愛の使徒と言われる。

愛された弟子、と自らを称している。

1ヨハネ4:7-12

互いに愛し合うこと、メッセージはとてもシンプル。

ヨハネは愛について詳しく書いている。

互いに愛し合うことを2つの角度から深めたい。

 

ポイント1:お互いの愛はどこから来るのか?

ギリシャ語8つの愛

1.エロス(情欲的な愛)

2.フィリア(深い友情)

3.ルダス(遊びとゲームの愛)

4.アガペー(無償の愛)

5.プラグマ(永続的な愛)

6.フィラウティア(自己愛)

7.ストルゲー(家族愛)

8.マニア(偏執的な愛)

あなたにとって、愛するとはどんなことでしょうか?

街頭インタビューをしたら、それぞれ全く違う答えが返ってくると思う。

その人の認識、知識によって作られる。

ですが、聖書の言う愛は明確に一つ。

イエスの示した愛。

神様の愛、イエスの十字架の愛で互いに愛し合う。

神様の愛は何でしょうか?

 

1ヨハネ4:9-10

神様の愛は独り子イエスを世に遣わしたこと。

派遣されたイエスによって、わたしたちが生きるようになるため。

神様がわたしたち一人一人を愛し、赦すための償いとしてイエスをわたしたちに与えて下さった。

ここに愛がある。

聖書は明確に愛を示す。

わたしたちが赦されるために必要な生贄にイエスがなって下さった。

皆さんは想像できますか?

聖書は、ここに愛があると言う。

償い、生贄、現代では聞かない。

私は聞いた時、塩狩峠を思い出した。

旭川で起きた列車事故を描いた物語。

最後尾の列車が連結部分が外れて制御不能になった。

坂道だったので、動力を失った列車は逆走を始めた。

坂道の先に急カーブがある。

脱線を免れない。

手動ブレーキでも止められない。

そんな中、ある一人の青年が体を投げ出して他の乗客を救った。

長野政雄さんの犠牲の話。

イエスの十字架と完璧に重なるわけではないが、思い出す。

イエスが十字架にかかって死んでくださって、わたしが罪を赦されて命を得た。

イエスが全てを失って、わたしは綺麗になり、回復し、恵まれた。

喜び、生贄という言葉は使わない。

リアルな汚れ、悲惨さがある。

だから救い、赦し、命がある。

そこに愛がある。

誰かが受ける傷を受けるため、自分を差し出した。

わたしたち全員が許された。

ヨハネが書いた手紙、当時の教会には偽教師、グノーシス主義の影響があった。

肉体は汚れたもの、精神のみが清いとする考え方。イエスを否定した。

その考えが教会を侵食していた。

肉体を持ってこの世に派遣されたイエス。

イエスは肉体を持って、弱さを持って生まれて下さった。

だから償いになれた。

何が起きてもへっちゃらだったら愛を示すことにならない。

弱い時こそ、神様の栄光がある。

神様は見えない。

イエスを見ることはわたしたちにはできない。

わたしたちが互いに愛し合うとき、体験できる。

イエスの愛がどのようなものだったか。

イエスの愛は魂だけでは完成しない。

教会というイエスの体が必要。

最近、自分は愛せない者だと落ち込む出来事があった。

1ヨハネを読み込む中で、イエスの犠牲的な愛を忘れていたので愛せなかったと気付かされた。

弱いからこそ、傷つくからこそ強く理解することができる。

もし傷つかないなら、愛することはできない。

脆さを明らかにされる。

イエスの愛で互いに愛し合う時、イエスの素晴らしさを体験できる。

償う、生贄になることは手を汚し、互いに愛し合うこと。

もう少し深めたい角度がある。

 

ポイント2:互いに、というのは複数ということ

1ヨハネの聖句、一人称が極端に少ない。

「わたしたち」から「あなたがた」に向けて書いている。

「兄弟たち」など。

わたしは聖書を読むとき、「わたしたち」を「わたし」や「あなたがた」を「あなた」、自分の名前に変換していた。

聖書を個人的に取るために重要。

でも、正しく受け取れなくなることもある。

ヨハネは「わたしたち」という言葉を使った。

その言葉が指すのはヨハネのいた土地である、エフェソの兄弟姉妹、そして全てのイエスを信じる弟子たちを指すことがある。

「あなたがた」はヨハネと同じ時代を生きた兄弟姉妹、時を超えてわたしたちのこと。

わたしは個人的に捉えすぎていた。

なんでも自分一人でやろうとするプライドの罪がある。

頑張っているからこそ認めづらい。

「わたしはだめだ」という劣等感からくる、周りからよく思われたいというプライドがある。

教会にとって良いことをしても、偽善的になる。

結局は自分のためにしてしまう。

先日、妻がミニストリーのことでアドバイスをしてくれた時に、嫌悪感が出てしまった。

雰囲気が最悪になった。

そのようなことが何度もあり、相談した。

アドバイスをもらい、なぜこんなに嫌なのか向き合った。

妻にできていないと思われたくないというプライドがある。

それがアドバイスを聞かなくさせ、妻との関係を悪くさせた。

わたしは愛を誤解していた。

一人で作るものではない。互いに作るもの。

罪を自分の中に入れないために必要。

12節、「わたしたち」をどのように解釈しますか?

一人一人のことをイメージして読みましょう。

愛は関係。

愛は一人ではできない。

神様が愛であるならば、一人では決して理解し、味わうことができない。

神様も一人では行わず、イエス、聖霊と共に行っている。

愛を個人的にしすぎていませんか?

愛されることも必要。

愛することは自分にも相手にも、愛されることも自分、相手にとって必要。

わたしたち弟子は、愛が個人主義になりすぎる。

その人が愛されていない、助けられていない。

多くの弟子に助けてもらっている人が、助けてくれている人を愛していないことがある。

助けてくれている人の生活を知らなかったりする。

愛される、助けられるだけでは互いにはならない。

愛される人も、愛することが必要。

互いに愛し合い、イエスの愛を示しましょう。

 

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