質問から始めます。
ノートがある方は、書いてみてください。
今日みなさんは、自分の人生についてどう感じていますか?
考えることではなく、正直に感じていることを1分くらいで書いてください。
最高、最悪、まあまあ、悲しい、苦しい、楽しい
まあすごいことしているわけじゃないけど、よくやっている
人とぶつかってないので、自分はまあ良い人かな
必死で何かやってないので、ベストを尽くす意味がわからない
人には言えないけど、孤独だな
生きている意味があるのかな。
自分の存在は意味があるのか
・・・など、当てはまるのがあったりなかったりすると思う。
イザヤ55:8-11
イザヤを通して神様が語られた。
神様のあなたへの想いは、あなたが自分に対して感じているのと異なるとある。
神様があなたに用意しているのは、あなたの想いと違う。
違うだけでなく、高く超えている。
この御言葉に、あなたは希望を感じますか?
神様は、こんなものだろうと思っている以上の遥かな道を用意しておられる。
素晴らしいのは、神様の想いは実現するとある。虚しく終わることはない。
ベストを尽くしても、虚しく終わったら嫌だけど、そうではないと神様は言われる。
あなたの目から見て、もしかしたら人生は上手くいっていないと思っているかも
しれないけど、神様からの視点は異なる。
ある方について話したい。
松下幸之助さん:
パナソニックの創業者
経営の神様と言われた人(本当の神様ではない笑)
自分が成功した理由を3つ挙げた。
貧乏な家に生まれ
学歴がなく
身体が弱かったこと。
貧乏だったから、一生懸命働こうと思いわずかな給料でも感謝した。
学歴がなかったから、他人に素直に教えてもらおうと思った。
身体が弱かったから、人の能力を信じて人に任せることが出来た。
普通はネガテイブ要素。
これをみて、ああ、自分は比較的裕福で、学歴もあるし、体力もあるからうまくいかないのか!と思ったとしたら、それは見当違い。
松下幸之助は、多くの人が「~だから無理。」とあきらめるところを、普通の人とは異なる視点を持った。
自分の見方に固執すると、大事な神様からの目線を忘れてしまう。
使徒4:8-13
ここにもまた無学な漁師が出てくる。
ペテロは、漁師としても成功していた訳ではなかった。弟子としてもイエスを裏切ってしまう。そのペテロを通して、神様は世界を変える。
強くいたいけど、出来ずに嘘をついて逃げてしまう。ペテロはきっと、自分は最悪だ、自分の人生は最悪と思ったと思う。
そんな自分へのイエスの想いを知って、ペテロは人生が完全に変わる。
それがこの箇所。
なぜ彼は180度変わったのか?
イエスとの関係で変わった。変えられた。
大胆に力強く説教した。
2002年、30代半ばまで、私は転職歴の多い自分の職歴に自信がない青年だった。
履歴書を50通送っても通らない。
リストラにあっていた。当時の札幌の経済は最悪。10回も転職しているわたし。
そんな中、面接してくれた人がいた。
ある会社の札幌の支店長の方、色黒の広島弁の方。
「あなたほどいろいろ経験している方なら、なんでも出来るでしょう。」と採用してくれた。
勇気を与えてくれた。神様が与えてくれた人だった。
その後ヘッドハンティングされ、その会社と、次の2つの会社でも業績を残した。惜しまれつつ、東京に戻り教会スタッフになった。
その時には、5つの会社から誘いを受けるまでになっていた。
たった20分の面接で、当時の札幌の支店長は、わたしのキャリアと考え方を変えてくれた。勇気をくれた。
その支店長が、これほど自分の人生に対する考え方を変えるなら、神様なら尚更。
みなさんと神様との関係を、人生に対する見方を、神様の視点でもっと見られるように助けたいと切に願っています。
みなさん一人一人は、人生に対して考え方、感じ方がそれぞれある。
みなさんは、不思議なきっかけ、出会いで今日ここにいる。神様は、あなたを通して特別な計画がある。
みなさんの弱さ、話したくない過去、失敗も全部知った上で、神様は、素晴らしい人生を計画してくださっている。
約束したことを実現させようと望まれる。なぜなら、神様にとって、みなさん一人一人が特別だからです。
そして、神様はあなたを必要としてくださっているからです。
ですから、神様はほんとうの神様を知ってほしいと思われ、今日ここに招いておられます。
神様と歩む人生は無限大。自分自身の見方だけの人生は、残念ながら、自分だけで終わっていく人生です。
これから聖餐式をします。クリスチャンの方は、これまでどう神様が導いてくださったか、思い出してみてください。
友人の方はなぜ今日ここに来てくださったのか?教会、宗教と偏見がある中、なぜ来てくださったのか。
今日神様の導きについて是非考えてみてください。
クリスチャンの人に是非今日聖書をもらって、2000年以上受け継がれて来た聖書のイエスについて、知ってみてください。