『神様と、新しい旅に出よう』
スライドはこちらから→20200517 使徒シリーズ5 新たな旅に出よう
今日も、北海道から沖縄まで、一緒に礼拝できること感謝。
引き続き、難しい状況が続き、いろんな戦いがあると思う。
皆さんが健康面でも、霊的にも、経済的にも守られることを祈り続けている。
今日は、パウロの第二宣教旅行から学びたい。
改めて第二宣教旅行の箇所を学び、ぶっ飛ばされる思い。
第一回目の宣教旅行も素晴らしかった。
でも、この二回目の宣教旅行は、別次元に飛躍する。
全く、新しいステージに、教会も、宣教の働きも到達していく。
・新しい働き手の誕生:テモテ、ルカ、アキラ&プリスキラ、etc
・ヨーロッパ世界に福音が伝えられる
・フィリピ、テサロニケ、コリント、エフェソ、主要な教会が建てられる
・多くの新約聖書の手紙が誕生
第二宣教旅行には、多くのレッスン・インスピレーションが詰まっている。
でも、そのスタートは大変だった。
・使徒15:39-40 バルナバとの仲違い
異邦人教会のトップリーダー2人が激しく衝突して、別行動に。
・使徒16:6-7 ガラテヤの教会を強め、テモテが加わった。
まさに、これからという時に、宣べ伝えられない。
どこに行けば良いかもわからないまま、彷徨っている状況。
いろんな扉がことごとく閉じられるような状況。
このような状況から、第二宣教旅行が生まれた。
いろんな扉が閉じられるように感じる時、
今までのやり方、成功体験、計画が全然役に立たないように感じる時、
どこに向かっているのか将来の希望や計画が見えない時、
神様が共にいてくださっていることを覚えましょう。
神様が新しいステージに導くことを信じましょう。
ポイント1:あなたが変われば、教会・世界は変わる
使徒16:1-5
新たな神様の働きの前に、1人の人が作り変えられる必要があった。
それは、テモテ。
神様に変えてもらうために、全てを捧げた。
テモテの弱さ:
・胃が弱い
・心が繊細
私たちと変わらない普通の人だったテモテが変わることで、神様は教会・世界を変えられた。
・教会を建て、助けた
・新約聖書の一部を共同執筆
・教会を導く伝道者
フィリピ2:19-20
主役は人ではなく、神様。
でも、神様は一人一人を作り変え、用いてくださる。
あなたが変われば、教会・世界は変わる。
具体的に:ABCモーメント(Breakout church)
●Awareness 現実を受け入れる
●Belief 困難な時に信じる
●Crisis 代価を払う
●Awareness 現実を受け入れる
・痛い現実を受け入れる
・正しい自己認識を持つ
・助けを求める
テモテは評判の良いクリスチャンだった。
でも、そこで終わらなかった。
神様の国のために、変わるべきところ、弱さを受け入れた。
多くの人は、助けを求めることの大切さを知っている。
問題がある時には、助けを求める。
しかし、根本から変わることを求めているか?
それとも、ただその場の不快感から逃れたいだけだろうか?
現実を直視し、自己認識を求めない中で助けを求めても、表面的に終わる。
根本から変わるために、現実を受け入れ、自己認識を求める。
●Belief 困難な時に信じる
どれほどの困難にぶつかっても、最後には必ず勝つとういう確信を失ってはならない。
そして同時に、それがどんなものであれ、自分が置かれている現実の中でもっとも厳しい 事実を直視しなければならない。
テモテは割礼を受けた。
これは、彼の救いには必要がない。
しかし、ユダヤ人にも宣べ伝えられるように、ビジョンを持って従った。
困難な時にも、こうなれる、という姿を信じ続けた。
諦めないで信じ続けましょう。
●Crisis 代価を払う
2テモテ3:10-12
しかしあなたは、わたしの教え、行動、意図、信仰、寛容、愛、忍耐に倣い、アンティオ キア、イコニオン、リストラでわたしにふりかかったような迫害と苦難をもいといませんでした。
そのような迫害にわたしは耐えました。
勝利を求めるなら、必要なプロセスを通らなければならない。
神様は苦しいことを通して、私たちを作り変えるために働いてくださる。
テモテは、作り変えられるために、迫害・苦難の代価を払う必要があった。
諦めないで、忍耐しましょう。
今年の2月にジャカルタの30周年記念礼拝に参加した。
とても特別な場所。
10年前に、20周年記念ジュビリーに参加していた。
当時の自分は信仰もボロボロだった。
礼拝で、20人のバプテスマを目の前で見た。
同じ神様が自分にも、大阪にも働いていることを信じる決意をした。
1ヶ月後に、スタッフになるオファーをもらった。
できる自信はなかった。
でも、神様は自分も教会も変えると信じる決心をした。
できるから、ではなく、神様を信じて、自分を変えてもらうために人生を捧げた。
この10年の神様の働きを振り返ると、ただ圧倒され、感謝に溢れる。
同時に、2020年、とても難しさを感じている。
今までのやり方、計画、成功体験が通用しない。
キャンパスを始めよう!と思っていたら、大学にも行けない。
でも、神様が新しい働きをしてくださると確信している。
より弟子が育つように、小グループが成長するように、
自分の信仰、リーダーシップが違うステージに行かないといけない。
神様が、この機会を通して、自分も、教会も変えてくださると信じている。
今は、小グループが中心の教会になっている。
あなたのインパクトは今まで以上に大きい。
あなたが変われば、教会・世界は変わる。
ポイント2:あなたのグループが変われば、教会・世界は変わる
使徒16:9-10
このビジョンによって、初めてヨーロッパ世界に福音が伝えられた。
神様は、「私たち」を召されていると確信したから。
急に、「私たち」という表現するになる。
恐らく著者であるルカが、ここから加わったと思われる。
テモテ、ルカ、そしてパウロ、シラス。
小さなキリストの弟子たちのグループを用いて、神様は新しい働きを始めた。
このチームによって、力強い教会が建てられていった。
あなたのグループが変われば、教会・世界は変わる。
あなたのグループが、世の中にインパクトを与えられることを信じましょう。
具体的に:
・人を助けることにフォーカスする
・全員が参加する
・人を助けることにフォーカスする
神様のミッションは、常に人を助けることにフォーカスしていた。
ヨーロッパに向かった時、それはパウロの計画じゃなかった。
助けてくださいと求めていた人々のため、計画を変えた。
使徒18:9-10
神様は、常に人を気にかけている。
札幌でも、仙台でも、首都圏でも、名古屋でも、関西でも、福岡でも、沖縄でも、
神様が気にかける民がたくさんいる。
常に、人を気にかけ、愛し、助けることに集中しましょう。
ますます効果的になれるように成長し続けましょう。
20年前、私がクリスチャンと出会ったのは、高知県の端の端。
アトピーで入院中だった。
導いてくれた方も、アトピーで入院中だった。
彼女は、自分が病気と闘い、将来が見えないなかでも、入院先で私のことを気にかけ、
神様を伝えてくれた。
だから、今自分は、ここにいることができる。
あなたにとってのマケドニア人は誰でしょうか?
必ず人を愛し、助けるフォーカスを持ち続けましょう。
・全員が参加する
使徒8:4
一世紀、大迫害という危機を通して、神様は福音を世界中に広められた。
ウイルスの脅威で動けない中で、オンラインを通して地理的な境界線を超えて
福音が広まっている。
この聖句のメッセージ訳が大好き。
「Forced to leave home base, the followers of Jesus all became missionaries.(神様の目に、一人一人は宣教者)」
聖霊が一人一人の内に宿り、神様の力強い御言葉をいただいている。
成長させてくださるのは神様の働き。
でも、全員が参加し、力を合わせて働く必要がある。
オンラインになると、より意識的に、積極的に参加が必要。
共に、神様の新しい働きに、全員で参加していきましょう。
神様と、新しい旅に出ましょう。
ディスカッションのために:
1.今、神様はどのようにあなたや、グループに働いていますか?
2.あなたは今、何を変わろうとしていますか? 今、ABCのどの段階に取り組む必要がありますか?
3.誰を、どのように助け、気にかけていますか? 全員が参加し、協力できることは何がありますか?