『イースター礼拝:復活のイエスと共に歩もう』
スライドはこちらから→20200412 イースター礼拝 復活のイエスと共に歩もう
今日、一緒にイースターをお祝いできること、本当に嬉しい。
イースターはキリストの復活をお祝いするお祭り。
2テモテ2:8-9
パウロは牢獄に囚われ、処刑を間近に控えていた。
若いリーダーであるテモテはものすごく難しい状況に立たされていた。
そのテモテに、何度も命じられたこと:復活したキリストを思い起こしなさい
復活したキリストを思い起こすことが、危機的な状況を乗り越えていく鍵!
→今は、世界中で、かつてない危機を迎えている。
いろんな不安、疲れ、混乱、孤独、経済的な危機を抱えておられると思う。
でも、復活したイエスを思い起こし続けよう!
神様は、十字架という最悪の悲劇を、復活という最高の希望に変えてくださった!
私たちの心を、危機で満たすのではなく、
復活したキリストで満たし続けよう!
イースターはただ2000年前の遠い出来事ではない。
イエスは復活し、今、ここにいる私たちと共に歩んでくださる。
2000年前の、最初のイースターの日の出来事から一緒に学ぼう。
ルカ24:13-18
イエスはほぼ無名の2人の弟子たちに現れた。
1人の名前はクレオパ、もう1人は名前もわからない。
夫婦だったかもしれない、と言われている。
ヨハネ19:25 クロパの妻マリアが、イエスの十字架のそばにいた。
もしそうであれば、2人は素晴らしい信仰者だった。
熱心にイエスに従い、犠牲し、イエスの十字架のそばにいた。
でも、すべての希望が打ち砕かれた。
今まで信じて捧げて来た全てが崩れ去った。
失望し、悲しみ、混乱していた。
目的を失い歩いていた。
そこに、復活したイエスが現れ、共に歩んでくださった!
ルカだけが、この出来事を詳細に残した。何を伝えたいのか?
イエスは、あなたを個人的に気にかけている!
イエスはあなたの心、信仰をケアし、近づいてくださる。
葛藤するあなたと一緒に歩み、助けてくださる!
失望を希望に変えてくださる。
恐れ・不安を信仰と勇気に変えてくださる。
悲しみを慰めと喜びに。
罪を赦しと悔い改めに。
死の恐怖を、天国の希望に。
→今週、1人の時、夫婦・家族でいる時、ハウスホールドで、仕事の中で
復活したイエスが、あなたと共に歩んでいることを信じる!
ポイント1:復活したイエスと歩むなら信じることができる
ルカ24:25-27
物わかりが悪く=遅い
イエスは怒っていた、と思っていた。
でも、それ以上に、イエスは忍耐していた。
イエスはケアし、寄り添い、信じれるように忍耐強く働いてくださる。
初めは、イエスがいたのに、目が遮られてわからなかった。
私たちもいろんなものに遮られて、イエスが見えない時がある。
でも、イエスは見れるように、信じるように助けてくれる。
そして、聖書を説明された。
復活したイエスが目の前にいるのに、なぜ、わざわざ聖書を説明するのか?
「復活」を信じる前に「聖書の言葉」を信じて欲しかった。
目に見える奇跡以上に、目に見えない神様と御言葉に信頼するようになって欲しかった。
なぜなら、目に見えるものに奇跡に頼ってしまうと、
それがなくなったり、うまくいかない時に、簡単に失望し、信じることを諦めてしまう。
ルカ24:32
当たり前にできていたことができなくなる中で、どれほど見えるものに頼っているのか、見せられる。
今は、説教で何か面白いジョークを言っても、反応が見えない(笑)
改めて、見えない神様と御言葉に頼りたい。
私たちは物理的には、イエスの復活を見れない。
でも、御言葉と、弟子たち、私たちの変えられた人生から確信できる!
具体的に:正しい声に信頼し続けよう!
・どんな声を聞いているか?
イエスを見えなくさせる、間違った声を捨て続ける
不安、心配、恐れがあれば、2人の弟子たちのように打ち明けよう。
神様に、そして信頼できる兄弟姉妹に。
・しかし、最終的に御言葉と、正しい声に頼り続けよう。
訪問者の方も、変わらない聖書の言葉を知ってみてください。
オンラインでバイブルトークや、聖書の学びもやっている。
先日、山崎武士さんの説教で、自分への手紙を書く宿題が出された。
手紙:10年後の祥平へ 2030年(48歳)
今、世界中で、多くの人が亡くなり、危機的な状況を迎えています。
当たり前だったことができなくなり、外にも出れなくなっています。
教会もかつてない状況を通り過ぎています。
正直、この状況で、教会を正しく導いていく知恵と愛が足りないと感じてる。
10年後は、どんな景色になっていますか?
僕も、穂も、教会も、どうなっていますか?
必ず、この危機を乗り越え、素晴らしい未来が用意して下さると信じたい。
神様が、全てを益としてくださったと信じたい。
今、最悪と思える時に、神様が最高のことをしてくださっていたと信じたい。
今年を振り返った時に、最高の時の始まりだったと思えるようになりたい。
今、この時に、教会の羊飼いとして、最も変えられ、成長したと言えるようになりたい。
今年、多くの人が神様に触れ、救われるきっかけになる年だったと確信したい。
そして、今年があったから、10年後、もっとイエスを信じ、愛し、仕える者でありたい。
イエスが復活したから、見えない神様を信じることができる!
ポイント2:復活したイエスと歩むなら赦されることができる
ルカ24:30-31
パンを裂いた時に、イエスであることがはっきりわかった。
パンを裂く、ことは最後の夜にイエスが命じたこと。
元々は、ユダヤ人の過越祭の食事。
エジプトの奴隷から自由になり、神様の民とされたことを覚えるお祭り。
しかし、これはイエスの十字架の犠牲を示すものとなった。
イエスの十字架を本当に理解する時、イエスを見ることができる。
だから、クリスチャンは毎週、聖餐式を取る。
儀式ではなく、復活のイエスと出会い、一緒に歩み続けるために。
ルカ24:45-48
私たちに本当に必要なものは罪の赦し。
聖書で罪とは、神様と人を傷つけ、関係を壊していくもの。
罪の奴隷、罪の傷、罪の裁き、これらの最大の苦しみ。
イエスの十字架の犠牲と苦しみが、そこから自由にしてくれる。
だから、悔い改めて、生まれ変わり続ける人生を送れる。
シェア)津村尚輝
4年前にお父さんを亡くされた。
広島で大学に通っていたが、
悲しみを誰にも話せず、学校に行けなくなり、休学していた。
伯父さんを通して教会に出会った。
見えない神様と、聖書の言葉を信じ始めた。
自分の罪に向き合う中で、お父さんへの気持ちと向き合った。
手紙の中で、傷つけたこと、言えなかったごめんなさいを正直に打ち明けた。
最後に、お父さんがこの場にいたら、何と言って欲しい?と聞いた。
「ただ何も言わず、抱きしめて欲しい。よく頑張った、と言って欲しい。」と泣いていた。
彼が本当に必要としていたものは、罪の赦しと、悔い改め。
イエスの十字架と復活だけが与えることができた。
去年の10月にバプテスマを受けてクリスチャンになった。
先月、大学の編入試験に合格し、この春から大阪で大学生として歩んでいく。
最初に会った時には、想像もできない奇跡と喜び。
私たちには罪の赦しが与えられている。
だから生まれ変わり続けることができる!
私たちと同じように、必要としている周りの人たちに与えていこう。
具体的に:イエスの十字架に感謝し、伝えよう
1.感謝の祈り、手紙
2.具体的な形で、イエスの十字架の愛と赦しを伝える
励ましのメッセージ、電話、ギフト
ルカ24:47-48
ルカの物語は、ここで終わらない。
実は、前半の終わりに過ぎない。
ルカ:イエスが、エルサレムに向かう
使徒:イエスの弟子たちが、エルサレムから出ていく
私たちも、証人となるために、まずエルサレムに向かう。
私たち自身が、イエスの十字架の道に倣う。
イエスと共に、出て行って証人となることができる!
最終的に、天国にいたり、イエスと共にいる時まで。
復活のイエスと共に歩みましょう。