『キリストの体』
コロサイの信徒への手紙から学びましょう。
今日は、下記3つのポイントからお話します。
1.キリストに属する(belong)
2.キリストを信じる(believe)
3.キリストのようになる(become)
この3つのポイント、友達がクリスチャンになるためにも、弟子が成長するためにも必要。
コロサイ1:16-20
コロサイの信徒への手紙のバックグラウンド:
パウロ、この教会に行ったことがない。信頼関係がない。
世の中的な街、哲学、価値基準。
弟子として生きる上でいい環境ではない。
パウロが、どんな状況、メンバーでもキリストに繋がったメンバーを作る鍵を教えてくれる。
それはイエス・キリスト。
他のものは雑音。
1ヶ月私がコロサイを学んだ中、得た学び。
晴れた日に豊かなブルースカイを見て、もう一度この聖句を読み、自然を見ると感動する。
キリストに繋がる体が教会。
小グループも教会。
キリストは完全に神の子。
福岡の教会、経験も信仰も人手が足りなかったが用いられた。
キリストには足りないものは何一つない。
キリストは完全に神の子。
私たちにキリストが満ち溢れていれば、全ては満たされる。
私たちは既にバプテスマを受けて、キリストで満たされている。
私たちは聖人。小グループは聖人の集まり。
今まで、他のメンバーが遅刻、無愛想、約束を守らない、話が長いと躓いていたかもしれない。
でも、一人一人は聖人。
ポイント1:キリストに属する(belong)
コロサイ1:21-23
余所者という感覚は皆好きじゃないと思う
何かに所属している感覚が欲しい。
私たちはキリストの体である小グループに属している。
私たちが得た資格ではなく、恵みによって得た特権。
この小グループが家族、ここにいていいと心から感じていますか?
友達も同じような安心感がありますか?
先日、アメリカでクイスト大志と話していた時、私と彼に共通点があった。
社会的疎外スキーマがある。
何かに所属している感覚を持つことが難しい。
二人とも小さい時よく引っ越した。
妙高のジュビリーで、食堂の方に大志が外人と間違えられたこともあった。
学び会、友達の皆が所属していると感じられるように努力して欲しい。
家で家族が安心感を持てるよう、真奈美が頑張ってくれている。
家に帰ると温かく出迎えてくれる。
言葉だけの出迎えではなく、ハグで。
出かける時もずっと手を振ってくれる。
こんな温かさを小グループでも作っていきたい。
一人一人のメンバーが心をささげる。
繋がる心があれば出来る。
コミットしない人は破壊する
小グループのみんなが家族であると確信しましょう。
ポイント2:キリストを信じる(believe)
コロサイ2:6-8
バプテスマでキリストを受け入れるのは信仰のスタート。
教えられた信仰をしっかり守る。
礼拝などでノートをいっぱいとっても、復習しないと意味がない。
実行しないといけない。
聞く、信じる、実行のプロセスを作る。
間違った声ではなくキリストの声を聞く
スキーマのネガティブで不健全な声を聞かない
私はネガティブな声を聞きやすい。
1月2日生まれで、あまり誕生日を友達にお祝いして貰えなかった。
でもクリスチャンになり、クリスチャンになった日もお祝いして貰えるようになり、癒された。
間違った声を削除していく中で、キリストの声が残らないこともあるかもしれない。
信じる文化を作る。
先日訪れてくれた、ブディたちのジャカルタの教会は信じる文化に満ち溢れている。
彼らはどんな時でもキリストを信じている。
良くないことは良くないと、ネガティブにならずに話し合う。
もっとキリストのようになれる文化を作りましょう。
宣べ伝える友達が私たちにふれてキリストを信じられるように。
私たちがそうなれば、子供も友達も、心が変わっていく。
ポイント3:キリストのようになる(become)
コロサイ1:28-2:1
キリストのようになることは当たり前ではない。
ありのままにしていると、キリストから遠ざかる。
朝にQTをしっかり取っても、私たちは世の中にいる時間の方が長い。
小グループの関係は、ただ家族的ではない。
小グループのディサイプリングのことを考えてほしい。
この人は元気でやる気があるから放っておき、この人は信仰がないからディサイプリングが必要、ということではない。
みんなディサイプリングが必要。
問題があったら入る、良かったら放っておくという文化を変えたい。
キリストのようになる、それを目指す。
ギリシャ語での「教える」は、宣べ伝える、宣言する、説教するという意味。
諭すことは、優しく注意すること、教えること。
これらがなければキリストの弟子ではない。
受け身の文化を変えたい。
互いに期待する関係、教え合う関係になりたい。
こういう関係が豊かに与えられることが、ディサイプリングのゴール。
ある勉強での自分の姿から悔い改めた
入っている人たち、勉強している友人を諭したかった。
自分が入って、直接相手を諭すモードに入った。
優しく話すモードと諭すモードが、両極端になってしまった。
結果、相手を突き放すようになってしまった。
コネクトして励ますことが必要。
信仰を励ます必要がある。
今年、東京の教会では4人救われている。
2人がキングダムキッズ。
キングダムキッズにはbelieve、belongが定着。
でもbecomeが難しい。
キングダムキッズ、小さい時から教会にいていいものと悪いものを知っているが、そこから先に進みづらい。
キングダムキッズではない人、なかなか入ってこない。belongしづらい。
becomeの中でbelieveになる。
皆さんの小グループで3つのb(belong,believe,become)を実践してください。
ランチでの聖人の集まりも楽しみにしてください。