「大丈夫 全ては上手くいく。」
ゼカリヤ書 パート1(3回シリーズ。9/23、11/4、11/18で実施)
ゼカリヤ書は難解。
ハガイ書、ゼカリヤ書、マラキ書の順で旧約聖書は終わる。
BC1000年 イスラエルの頂点:ダビデ王
BC586年 捕囚 イスラエルは神様を信じなくなり、堕落してしまった。
BC536年 ゼルバべル40,000人
BC534年 祭壇が完成、礼拝の復活、建設の中止
BC520年 ハガイ書(8月ハガイ初説教)、9月建設再開 ゼカリヤ書(10月 ゼカリヤ初説教)
BC519年2月15日 ゼカリヤ8つの幻(1:7-6:8)
BC518 悔い改めの説教
BC516年 神殿の完成
BC480年 ゼカリヤ 最期の預言
BC455年 エズラ 霊的再建
BC445年 ネヘミヤ 城壁の再建
BC430年 マラキ書
預言者ゼカリヤ:
-バビロニア生まれ、祖父イドとともに帰国
-祭司であり預言者
-名前の意味: Yahweh remembers、主が覚えている
-ハガイより若い「あの若者」
ゼカリヤ書
-黙示録的(啓示的)文書(ダニエル、エゼキエル、ヨハネの黙示録)
難解、馬や数字が暗示。そのままでは意味がわからない。
-励ます、心を強める、ビジョンを見せる。ハガイがチャレンジするのに対し、励まし
-終末論的(歴史には終わりがある)。スケールが大きい。
これから千年後等。壁にぶち当たると目の前を見るのが普通。
-新約聖書で7回引用されている(8番目に多い)。
70回以上間接的に引用されているとも言われている。
小預言者は英語でマイナープロフェットだけれども、イエスについてたくさん預言した大事な書物。
読みにくいからと偏って読まないのでなく、ゼカリヤ書からイエスについて学びましょう。
今日は、8つの幻のうち、3つの幻について。
将来が見えたら人生が変わりますか?
先日アメリカで野球観戦した時、テーマが80年代だった。
選手のユニフォーム、音楽。80年代は最高。大谷選手はトップで出てきた。
80年代の映画「バックトゥーザフューチャー」
将来が見えたら?
5年後、10年後、20年後、生きていない100年後など。
今の不安、心配、諦めたい気持ち、変わるのでは?
1986年 野球のワールドシリーズ第6戦。
当時のわたしはメッツを応援していた。
10回表に5-3でレッドソックスが勝ち越した。
そして10回裏2アウト、ランナーなし、優勝に王手。
もう勝ち目がないと落ち込んでいた。
野球に詳しくない友達と賭けをした。
20ドル。将来が見えたら、もっと賭けていた。
当時レッドソックスにいたロジャー・クレメンスという投手、投げる時はヒゲを剃らないようにしていた。
この時、延長戦でヒゲを剃っていた。もう優勝インタビューに答えている気分になっていた。
相手のベンチはその姿をスクリーンで見ていた。レッドソックスは、ずっと優勝できていなかった。
ベーブ・ルースの呪いと言われている。
かたやメッツは奇跡のチームと呼ばれていた。逆転勝利の翌日、第七戦でメッツが優勝した。
今の僕なら2千ドル掛けていた。
わたし達には未来は見えないけど、神様には見える。
ポイント1:神が共にいるから大丈夫
第1の幻:ミルトスの林の中の馬
ゼカリヤ1:8、11-12
ミルトスは砂漠でもフサフサと豊かな花をつけている。豊かな地。
でも、目の前のエルサレムは廃墟。
4頭の馬: 黙示録とも似ている。
馬は速い。白い馬は神様の裁きの象徴。
神様の裁きが降る街に白い馬が登場したら、その街は終わり。
隣の国の繁栄が目に余る。神の民なのに、70年の捕囚後なのに、なぜこんなに惨めなのか?
皆さんは、自分の人生がうまく行っていない時、神様が助けてくださらない、遠い、祝福してくださらないと感じますか?
神様が聴かれているのと、自分の今の状況は実は関係ない。
実は神様は隣にいてくださる。
ゼカリヤ1:14-16
エルサレムとシオンに激しい情熱憐れみを持って(ジェラシーを持つほど)、神様は愛してくださっている。
エルサレムを建て直す。
愛してくださっている。
諦めていない。
情熱がある。
第2の幻:4本の角と4人の鉄工
ゼカリヤ2:1-4(1:18-21)
角は世界を支配する王国の象徴。
4つの王国: バビロニア、メドペルシャ、ギリシャ、ローマ(将来)
最終的に滅びる。
当時の人々にとって考えられない強国の破滅。
キリストの王国、教会は永遠に不滅。
今の状況がどうであっても、最終的に大丈夫というのが神様のメッセージ。
ゼカリヤ書1:3-14
「神様に立ち返りなさい。神様は共におられます。」
周りの人に妬みや劣等感があるときに、世の中的になる。神様に不忠実になる。
そうなってはいけない。どんな時でも神様とともに歩みましょう。
ポイント2:あなただから大丈夫
第5の幻:燭台とオリーブの木
ゼカリヤ4:2-3、6-7、9
オリーブの木は何百年の樹齢になる。
頑丈。オリーブの実が取れる。
二本の木は当時のリーダー、ゼルバベルと大祭司ヨシュア。
人間的リーダーシップと霊的リーダーシップ:
燭台は教会。
神様の民は光。
あなたは光ですというメッセージ。
あなたは暗い世の中に希望をもたらす存在。
ゼルバベル、武力や権力でなく神の力によってユダヤの捕囚を率いた。
534年 建設の中止を許した。
ゼルバベルのリーダーシップ、賜物、力?
疑問視する。諦めた、勇気がなかった、妥協した、諦めた。
その神様が「あなたでいい。あなただから出来る」と。
自分が小さく、自信が持てない。共感できますか?
いつも戦っている。なぜ自分?力、信仰がないと。
自分は自分。成長と悔い改めはあるが、自分の能力以上は出来ない。神様によって出来る。
ゼルバベルはカリスマじゃない。マイナー。
表舞台に出るタイプではない。目立たない人もいる。
あなたは大切。出来ないことはない。
神様の力で充分。あなたが不充分で大丈夫!
あなたがすごいわけではなく、神様がすごいから大丈夫。
神様が選んだあなたの特別な役割がある。
あなたは神様のメッセンジャー。
ゼカリヤ8:9、13
「万軍の主はこう言われる 勇気を出せ(Let your hands be strong)」
この秋、教会でアウトフォーカスしましょう。
たくさんの人の救いを見ていきましょう。