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日曜礼拝2018/8/26『実を結ぶ時が来た』竹本雄大牧師

tcc 2018年9月10日     Comment Closed    

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2018年、後半戦に入りました。

今年の教会のテーマ聖句は再建。

ネヘミヤ2:20

神様の業を行い、神様の栄光を見たい!と思ってこの聖句を選んだ。

なによりも神殿は神様が建てたいことを心に留めていますか?

 

城壁の再建は、バビロン捕囚後の話

捕囚後=Post Exilic

586B.C.

エルサレムの陥落。

聖書の中で最も重要な年号。

エルサレムが完全に崩壊した年。

数十年後、神様の計画により、神殿と城壁の再建のためにイスラエルの民が戻ってくる。

エズラ記、ネヘミヤ記、 ハガイ書、ゼカリヤ書、マラキ書に書かれている。

戻ってエルサレムの再建をするのは彼らのアイデンティティに関わっていた。

神様と新たな道を歩むこと。

 

捕囚後は、マラキ書(旧約聖書の終わり)に行く。

今週来週は小預言書から学ぶ(来週はマラキ書)。

ハガイ書は神殿の再建の話。

城壁の修復の前。

わたし達の再建はどうでしょうか?

わたし達は新たに建て直されているでしょうか?

新しくされて神様の栄光になっているでしょうか?

 

『実を結ぶ時が来た』

 

ハガイ2:18-19

神殿再建中に神様からハガイに語られた言葉

ハガイは民に伝えた。

『ぶどう、いちじく、ざくろ、オリーブはまだ実は結ばれていない。でも今日から祝福を与える。』

この前の箇所で、あなた達は全然実を結んでないと言った。

蔵にはまだ種がある。

神様は怒っていた。

でも、神様は実を結ばせたい!!

神殿と城壁の再建は簡単ではなかった。住むところもボロボロ。

国に戻って来ても政治的にもまだ守られていない。

経済的にも精神的にもボロボロ。

1章を見ると、彼らは神殿より家を大事にして神殿をないがしろにしていた。

自分の人生で精一杯。悪気はなかったかもしれない。

でも、神様の神殿はないがしろにされていた。

神様怒っている。どうしよう?!

わたしたちは、「頑張らないと!」と誤解してしまう。

神様は、「今日から祝福を与えたい。実を結ぶ時が来た。」と話した。

 

今日わたし達は、この言葉をどう受け止めますか?

今日わたし達はどのような状況ですか?

もがいているけど実がない。

怒られると萎縮している?

もっと教会変わりたいな…。

でも、本当の神様の想いを見ているでしょうか?何が必要でしょうか?

神様のメッセージは、「実を結ぶ時が来ました。」

今の私たちに必要なことを今日一緒に学びましょう。ハガイ書2章から学びましょう。

 

ポイント1:勇気を出す

 

ハガイ2:1-9

 

2章は、神殿を再建中の神様のメッセージ。

今の再建中のわたし達にも必要。

ゼブバベルとヨシュア、神殿を建て直すリーダーへの神様からのメッセージ。

状況は全然良くない。

昔の神殿と比べてかなりみすぼらしい。

頑張って少しやって見たけど、神様にも言われた「無に等しい。」昔の神殿を知っている人にも言われた。

彼らは頑張ったのにがっかりしたはず。難しさがあった。続けて意味があるのか…?

そこでの神様からのメッセージ。

「勇気を出せ!」

非常にシンプル

もがいてもがいてうまくいかないとき、意味を見出せない時に言われた。

勇気を出せの元の言語は「強くなれ」。Be strong!

「強くあれ、強くあれ、強くあれ」

神様は熱い方。松岡修造さんのよう。

皆さん、この神様からのアドバイスにどう反応しますか?

「もうちょっと具体的なアドバイスがほしい。もうちょっと気持ちをわかってほしい。」

かもしれない。

でも神様が言われたのは、「勇気を出しなさい。強くあれ。」

改めてこの箇所を読んだら必要だと思った。

誰かが本当に本気で「できる」と信じていたら、「勇気を出してください。」と言うと思う。

たとえその人がどんなにボロボロでも出来てなくても、反対の方向へ行ってしまったとしても、本当にその人が出来ると信じているから言える言葉。

「絶対出来るから勇気持って飛び込んでよ。」

本気で信じていない人には言わない。

 

ユース男子のみの2泊3日ブートキャンプを初めてやった。

教会の男の子たちに逞しく育ってほしいと思い、構想を練った。

教会の生き生きした若手にお願いした。

キャンプのテーマ「強く雄々しくなれ。」

小学校5-6年生の時に、中学生男子だった時に、どうやったら強くなれるか?どうしてもらったら嬉しいか、考えた。

ただ話を聞いてもらうことではなく、全力で期待することだと思った。

大人と同じ高い期待。

全員が出来た。期待以上に出来た。

年上のお兄さんたちにも上からではなく、同じ目線でとお願いした。ゲームも礼拝も。

本栖湖にも飛び込んだ。

大人が本気で疲れ果てた。最高の時間だった。

彼らがいい弟子になって、将来の教会を担ったら素晴らしくなるというビジョンをもらった。

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竹本綾子さんからのシェアリング

先週、シングルの姉妹と時間を過ごした。

彼女は4月に新社会人になり、8月に上司から怒られ、仕事がとにかく忙しい。

ご両親も関係の問題で長く戦っている。

でも、彼女は、神様を信頼して飛び込むことをしている。

叱った上司に対して心臓が飛び出そうなほどだったけど、感謝のカードを渡した。

上司は「良く頑張っている。」と言ってくれた。

関係が変えられた。

先週2回、離れてしまった姉妹に会いに行った。

お父さん、お母さんが何度か礼拝に来ている。

友人がシングルで聖書勉強している。

わたしはその姉妹と神様との関係にぶっばされる思いがあった。

わたし達は忙しく難しくなると心を見なくなる。

特に姉妹は不安になって神様をも信頼しなくなる。

彼女は家族、上司、友人を愛している。笑顔と祝福がある。

特に姉妹の皆さん、神様を信頼しましょう。

信頼するということは勇気を持つこと、飛び込むこと。

そこに祝福があります。

一緒に神殿を建てて行きましょう。

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がっかりすると、無力に感じ、意味を見出せない時に、行動を辞めてしまう。手を止めてしまう。

わたし達は、強く勇気を出すのが必要。

 

ハガイ2:6-9

 

実は、イエスに対する預言

新しい神殿は古い栄光に勝る=新しい神殿は古い神殿に建物として勝らないけど、イエスが栄光を表す。

目の前に神様の栄光があることを示している。

問題はがっかり、落ち込みではない。

他のことを言い訳して出来ないということ。やめてしまうこと。

祝福があっても受け止められないかもしれないのがわたし達。

今、わたし達は実を結ぶ時。

勇気を出して強く、具体的に行動していきましょう。

大胆に飛び込みましょう。

出かけて行って、もっと多くの人々の人生が変わるとき。

今実を結ぶ時。

全ての小グループで誰かの人生が変わるとき。

期待したいです。神様が今実を結ばせたいからです。

 

ポイント2:中途半端をやめる

 

ハガイ2:10-19

 

2ヶ月後、状況はまだよくなっていない。

神様のたとえ話。

聖別されたものが他のものを触って清くできるか?

祭司はノーと言った。清いものは他のものを聖別できない。

汚れたものが触れたものは汚れるか?汚れる。

この国の状況はこのようだ。

聖別されたものが他のものを清くできない。

そのもの自身が聖別されないといけない。

逆に汚れたものは悪影響を与える。伝染させてしまう。

民達は再建をしようとしていた。頑張っていた。

正しいことをしようとした。でも汚れたままだから、神殿を建てようとも出来なかった。

神様は祝福を与えられなかった。

どういう状況かよく見てください。

20エファの小麦の山に来ても、10エファしか得られない。

50バトのぶどう酒の酒ぶねに来ても、20バトしか得ない。

期待通りにはなっていない。それがあなた達の現状。

彼らは何か変わらないといけなかった。

頑張って捧げている。

神様に正しいことをしているけど、もっと深く変わらないといけない。

わたしは思った。神様への期待は半分以下。得るものも半分以下。

 

認めたくないけどこれがわたしの心。

今の教会、わたし達も何かを変わらないといけない。

あなたは捧げているかもしれないけど、汚れている。

汚れを取り除いてもっと神様を見る必要がある。

中途半端に神様のために働こうとしていないですか?

罪かもしれない。でもそれだけではない。

本当の悔い改めは、聖別されて神様に立ち返ること。

「まだ種がある。今日から祝福を与える。」というのが神様のメッセージ

神様は神殿を再建したい方。祝福を与えたい方。中途半端をやめて神様に立ち返り、純粋な心で神様に立ち返りましょう。

 

マレーシアで、どうしても交わりたかった人たちがいた。

パキスタンからの弟子。

パキスタンの隣はアフガニスタン。

イスラム原理主義者が政治を牛耳っている。迫害がある。

夕方5時以降女性は外に出たら誘拐されて殺される。自爆テロはしょっちゅう。

姉妹達は許可が降りず、海外のカンファレンスに来られていない。

交わる中で、連絡先を交換。

彼らはわたしのインスピレーション。

パキスタンの兄弟姉妹は、毎週、今週日曜日が最後かもしれないと全員がカウントコストしながら、礼拝をしている。

最近も自爆テロがあった。

でも、数年前3つだった教会が4つになっている。

彼らの想いは中途半端ではない。

もちろん、わたし達と状況は違う。

でも、確実に言えるのは、彼らは全力で生き、神様の祝福があったということ。

 

あなたはどんな思いで、教会に来ていますか?

どんな思いで神様に捧げていますか?

種がまだある。

まだザクロやオリーブは実がなっていない。

でも神様は、今日実を結ぶ時が来たと言われます。

大胆に勇気を持って、神様のために生きる決心をしていきましょう。

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