「神様との記念碑を建てる」
これから1年間、仕事でアメリカに単身赴任します。
しばらくは皆さんと会えないので、当面最後のメッセージになります。
ポイント1:あなたのベテル(神の家)とペヌエル(神の顔)を思い出す
創世記28:10-22
ヤコブの人生から話したいと思います。ヤコブは嘘つきで騙す者。
自分も似ている部分があるのでヤコブは好きです。
6月になると思い出すこと。
24年前の6月、バプテスマを受けた。
ソードキャンペーン中。長い弟子は懐かしいと思う。
sword ((御言葉の)剣)を多くの人に伝える伝道キャンペーン。
とある弟子が勇気を出し、あるグループに声をかけた。
そこに反応した大学2年生の男子学生が1人いた。連絡先を交換。
当時は、まだ携帯電話がなかったので、家の固定電話。
その男子学生は、自分から弟子に電話して、熊谷からプレハブの教会に来た。
キャンパスのパーティーでインパクトを受けた。
その男子学生はわたし。
大学生の皆さん、中にはこのようにオープンな人もいることを覚えて伝道してください。
あなたは初めて教会に来た喜び、衝撃、感激を覚えていますか?
創世記32:23-29
兄と会うのに非常に恐れていたヤコブは徹夜して神様と格闘した。
この6月は、わたしにとって辛い記憶もある。
17年前、札幌のミッションチームへ行った。
1年近く無職だった。バイトで食いつないでいた。
結婚していたのに、無一文に近かった。
旭川の天気のいい公園。妻の作ってくれたお弁当を食べながら苦しくて泣いた。
仕事が見つからない。自分は無価値だと感じていた。神様に声を上げて祈った。
この旭川の公園は、わたしのペヌエルになった。
神と面と向かって話したから。
あなたは今まさにそういう時かもしれない。
あなたにも今ペヌエルが必要です。
2コリント5:14
この聖句について、わたしは失われた人を愛すると思っていた聖句だった。
今は、神様の想いについての聖句でもあると気づいた。
最近、高校時代の友達、前職、前々職、前々々職の人たち、教会の皆と時間を過ごした。
必死で相手のプランを考えた。
時には徹夜をして、その人にとってのベストは何かをずっと考えていた。
神様はあなたにベストな計画を考えてくださっている。
それが神様の想いなのだと気付いて通勤中号泣した。
小学校4年生の息子は、先日運動会があった。仕事の合間に80m走だけ観に行けた。
自分がドキドキした。彼は1回目のフライングの後、走った。
名前を叫んで応援せざるを得なかった。そして、初めて1位になった。
神様は、高いところから見ておられる方ではない。
すぐ近くで、「行け!ガンバレ!わたしが共にいるから」と言っておられる方。
もし今あなたの心が硬いと感じているなら、正直になってほしい。
神様に砕かれることは難しくない。
神様に正直になればいい。わたしはそう思っている。
必要なら誰かに罪の告白をしてほしい。
すぐそばに連絡出来る兄弟姉妹がいないのであればわたしに電話をください。
わたしほど、どん底から来た者はいないので。
ポイント2:再びベテルに帰る
創世記35:1-7
神様はヤコブに最初にした約束を忠実に守られた。何があっても。
ヤコブもそれを確信していたので、ベテルに戻って祭壇を建てた。神様を賛美した。
わたしの妻の明子。
わたしは彼女から忠実というものを学んだ。
人生で最も近くにいる人。
彼女はいつでも神様に忠実だった。
わたしがなぜ、北海道のミッションへ行った後、東京に戻ったのか?
これには今までほとんど話してこなかったビハインドストーリーがある。
旭川の公園で号泣した日からほどなくして、
超絶ブラック企業がわたしを拾ってくれた。
しかし辛すぎて、数ヶ月で転職。
今度は、超ブラック企業。
土日も関係なく働いた。
急性腸炎になったけど、3年間耐えた。
ある時、全面的に信頼していた社長に全て裏切られた。
そして、東京へ戻ってきた。
「3年間、頑張ったんだけどな。。。」
明子はただ黙って手をぎゅっと握ってくれた。
わたしはなおさら涙がこみ上げて来た。
明子はいつも祈っていた。
彼女が居なかったら自分は霊的に終わっていた。
仕事が忙しすぎて、教会へ行くこともできない日々があった。霊的には最悪の状態だった。
明子は、誕生日に会社へ来てくれて、 替え歌を歌ってくれたこともあった。
わたしは信仰が揺らいで最悪な状態だったけれど、忠実な神様と忠実な兄弟姉妹がいたから、苦難を通り過ぎることが出来た。
皆さんもそうではないでしょうか。
今回アメリカへ行く。
札幌で自分を石ころのように無価値と感じていた自分を、神様はここまで引き上げてくださった。
神様は忠実。
いつでも変わることがない。
わたしも神様と霊の家族に忠実でありたいと思っている。
シャイニング、キャンパスの皆さん、忠実さとは何でしょうか?
人が救われる時には必ず、忠実なチームワークがある。
SNSは真実でなくても文字やスタンプを送れる。
相手に怒りがあっても、「ありがとう。」とかニコニコのスタンプを送れる時代。
表面的な関係の時代。
神様と人との間で本物の忠実さが必要。
箴言27:5-6
既婚者の皆さん、あなた自身最近愛する人から傷を受けたことはありますか?
あなた自身が愛する人に傷を与えたことはありますか?
この1週間、1ヶ月、3ヶ月、半年、、、どうでしょうか?
ディサイプリングし合うことは大事。
そして、シャイニング、キャンパス、ティーンに忠実にする期待がある。
忙しくても、家に呼ぶ、ランチに行く、電話でお祈りパートナーなど。
出来ることはいっぱいある。
大阪の藤田桂さん、ティーンのキャンプで目立っていた。
ティーンたちに大きな影響を与えていた。
わたしたちが経験したことは、実はティーン、キャンパス、シャイニングを励まさせる、役に立てる。
そろそろ、わたしたちはもう萎えた手と足を真っ直ぐにするときがきた。
今年ももう半年終わった。教会の再建は、今何パーセントですか?
後半戦、どうしますか?わたし達は、罪もある。弱さもある。
でもこの教会は、わたしにとっては、なくてはならない教会。
1年、離れる。
離れていても特別なことには変わりはない。
5%ルールというのがある。
どんなに心が良くても反応する人は5%というもの。
だから、ノートに決心を書いてください。
神様との記念碑を建てましょう。
再建を目指して共に頑張りましょう。