『聖霊に100%助けられ、愛から掟を守る』
ヨハネ14:15-17
あなたがたは、わたしを愛しているならば、わたしの掟を守る。 わたしは父にお願いしよう。父は別の弁護者を遣わして、永遠にあなたがたと一緒にいるようにしてくださる。 この方は、真理の霊である。世は、この霊を見ようとも知ろうともしないので、受け入れることができない。しかし、あなたがたはこの霊を知っている。この霊があなたがたと共におり、これからも、あなたがたの内にいるからである。
イエスは、神様に「別の弁護者」を送ってくれるように、弟子たちに永遠にいられるようにお願いされます。
この「別の弁護者」こそ、聖霊のことです。
弁護者→ギリシャ語はパラクレトス
パラ:そばに
クレトス:励ます、慰める
つまり、「そばにきて、助ける」という意味です。
別の→「同じ存在だけど、別のもの」という意味
イエス自身が弁護者ですが、自分は去るけど、イエスと同じ存在の聖霊は永遠にあなたたちと一緒にいるよ、と言って下さっています。
ポイント:聖霊に100%助けられ、愛から掟を守る
ヨハネ14:15−16で、何度も掟について話される。
神様の計画は、私たちが自分の努力や意思の力によって掟を守ろうとする不可能な道ではありません。
聖霊という神様の生きている霊によって、中から造り替えられ、その霊が掟に従えるように歩ませるというものです。
私たちは聖霊なしに掟を守ることはできません。
イエスが十字架に命をかけてかかることで、罪を担い、赦すだけでなく、
もう私たちが罪を犯さなくてもいいように、完全に罪から解放されるように、
私たちに聖霊を送ってくださいました。
本当に聖霊に触れたなら、守らなきゃというのではなく、守りたい心になるのではないでしょうか。
どうしたら、聖霊によって守りたい心になるのでしょうか。
私たち全ての領域をイエスに触れてもらうことです。
「本当の霊的形成と弟子訓練は、目に見えない90%をキリストに触れてもらうこと」
by ピーター・スキャゼロ〜Emotionally Healthy Spirituality〜
自分でも気づいていない無意識な領域までもキリストに触れてもらうことです。
掟や聖句を守りたい心はあっても、神様を愛しているのに、
守れない時があります。
努力や意志の力では決して解決できない、水面下の90%があることを認めたいです。
聖霊を私たちに送り、内側から、100%で満たされてほしいと命をかけて愛して下さっています。
根深い罪が見える時、聖霊はその部分に触れようとしてくれています。
聖霊からの平安が心にある時、ぜひあなたにとって信頼できる人に、
「私と一緒にいるときに抱く感情や考えを教えてください。」
と聞いてみてください。
私たちに個人的に神様は働きます。
私たちイエスの弟子が2-3人集まるところにも、イエスは居てくれます。
聖霊に導かれながら、相手の”その答えを祈りながら聞くことは、開かずの窓を開き、隠された90%を聖霊によって癒される、長い道のりの出発点となります。
言うまでもなく、もちろんこれはとても勇気のいることです。なので、意志の力だけでやらないでください。
聖霊が私たちと共にこの旅路を歩んでくださいます。
聖霊に100%助けられ、愛から掟を守って行きましょう。