『心を一つにするコミュニティ』
大阪教会では2年以上ぶりに、コロナ以降初の泊まりでの集まりがあった。
初日は、タレントショーから始まった。
2日、3日目はディボ、礼拝があった。
今年の東京の教会のテーマは『祈りと一致』
大阪の教会のテーマは『心を一つに』(歴代誌下16:9)
今日は、心を一つにするコミュニティについて話したい。
歴代誌は英語でクロニクル。
クロニクルといえば、ナルニア国物語。
クリスチャンであるC.S.ルイスが、聖書のことをわかりやすく伝えるように書いた物語。
心が燃える。
歴代誌は神と神の国の物語。
人と神を一つにするために残された。
歴代誌は、ユダヤ教の伝統的な書物の配列では、聖書の一番後ろの書物。
すべての旧約聖書を振り返る位置づけ。
未来に希望が持てない人々へ。過去の物語が未来へと希望につながるように書かれた。
神様の視点。ゆるがない計画。
歴代誌上17:12,14
歴代誌のフォーカスは救い主の出現と神殿の再建。
それが希望。いつか、救い主が来てボロボロの神殿を立て直す。
この希望は、わたしたちにとっては既に成就されたこと。
エフェソ2:19-22
神様がほんとうに建てたかった神殿。
それは神様を礼拝するわたしたちのコミュニティ。
日々どのような心で接するかが神様への
心を一つにするコミュニティー:
①信頼 歴代誌下2:5,9 壮大な神殿、大いなる神
②あわれみ
③喜び
①信頼
歴代誌下2:5,9 壮大な神殿、大いなる神
この日本で宣べ伝えるとき、自信がない。
もっと自分が素晴らしくならないとと思ってしまうが、
それは違う。
神様が素晴らしいから。
そして神様が働いた物語がそれぞれにある。
歴代誌下7:14-16
ソロモン王の祈りの後に神様が答えてくださった御言葉。
どんなに失敗や罪があっても、へりくだって神様を求め続けるなら、神様は答え、赦し、癒してくださる方であること。
わたしたちは、自分の状態によって神様の答えが変わるように感じてしまう。
しかしそうではないとこの聖句が教えてくれている。
GWで大阪教会がリトリートをしたとき、一番感動したのはなにか。
同じ場所で6年前にリトリートをした。
岡本あゆみさんとわたしの妻である穂さんが東京から引っ越してきたときだった。
キャンプファイアを囲んでのゲーム。
ティーンたちがゲームをリードしてくれた。
そのときはだれも弟子ではなかった。
今回、キャンパスがゲームをリードしてくれた。
彼らは弟子になっていた。
キャンパスの皆が愛している友達もいっしょに参加していた。
神様が祈りに答えてくださって多くの救いを与えてくださった。
しかしそれらはわたしたちのおかげではない。
わたしたちは依然として罪人。
神様が偉大で聞いてくださる方だから。
いまわたしたちは神殿に行く必要はない。
わたしたち自身が神殿。
神様が宿ってくださるお互いを大切にしましょう。
②あわれみ
歴代誌上21:1,7-8
歴代誌はダビデのポジティブな面に焦点が置かれている。
しかし、この箇所はダビデのネガティブな面、罪が書かれている。
歴代誌上21:26-28
ダビデは祭壇を築き、捧げたことによって神様は怒りを鎮められた。
オルナンの麦打ち場。このばしょはやがて息子ソロモンが神殿を建てた場所。
最もひどい罪が示されたその場所で、素晴らしい神殿が建った。
そしてイエス・キリストは十字架につけられた。
わたしたちは罪びと。教会は、イエスキリストの十字架によって
赦され、あわれみを受けて成長していく場。
コロサイ3:12-14
これは今年のわたしと妻の暗唱聖句。
これこそわたしたちが日々おぼえたい御言葉。
去年悲しいことが何度もあった。夫婦で心を何度も出し合った。
一番願っていることがかなえられない。悲しい気持ち。
怒り。これだけ仕えているのになぜ神様は聞いてくださらないのかという自己中心があった。
傷や痛みを共感し、一緒に泣いてくれる友。
自分が病気を抱えているのに、わたしたちのために祈ってくれる友。
共感とあわれみを感じた。
十字架の愛を感じた。
神様から日々いただいているあわれみに感謝したい。
より多くゆるされているものとして福音を伝え、教会を愛したい。
神様から来るあわれみに感謝して日々歩み続けましょう。
③喜び
歴代誌下5:13
神殿にあふれていたものは神様に対する喜びと賛美。
まるで一人の人のように一致していた。
表面的にノリがいいとかハッピーではない。
砕かれた心から生まれる賛美よ喜び。
歴代誌上28:8-9
全き心と喜びをもって神様に仕えていきましょう。
神様が素晴らしいからです。
わたしはアベンジャーズが大好き。
他の人が持っていないパワーを持つヒーローだから。
わたしたちにとって、神様はスーパーパワーがある方。
素晴らしい神様。だから喜べる。
なぜ喜べるのか?神様から来る喜び。
喜べないとき、間違った神様をみている。
完璧主義でダメだしする神様と思ってしまっているかもしれない。
または無関心な神様だと捉えているかもしれない。
あるいは、自分のことばかりで神様を見ていないのかもしれない。
神様を正しく見て喜びましょう。
心を一つにして、コミュニティを作り上げていきましょう。