今日は、祖父母になってみたことで知った神様からのビジョンを話したいです。
孫が大好きで、子供ももちろん愛しているけど、孫をものすごく愛している。
仕事から帰ると、おもちゃ、食べ物が床に散らばり、オムツの匂いがする。
子供が孫をピックアップしに来ると、床に崩れ落ちるくらい疲れる。
1匹の犬は、孫たちが大好き。もう1匹の犬は、孫たちに嫉妬してしまう。孫が来ると、別の部屋に行くなどし、新聞紙の上に怒ってオシッコしてしまう。
孫たちは、信仰をインスパイアしてくれる。
人生を全く違うものにした。
神様への見方が変わった。
聖書の教えは、私たち、子供のためだけではなく、孫や20数年後の次の世代のためにあることがわかった。神様の独り子への計画を深く学ぶこととなった。
ポイント1:祖父母の思想は、長期的なものである
祖父母という存在は、後世へ命などを引き継ぐもの。
神様の計画は、長期的で世代にわたるもの。
福音が普く宣べ伝えられるためのもの。
数年前、東京のジュビリーに参加した時にアブラハムの箇所を読んだ。
創世記12:2-3
これは神様の偉大な召命の一つ。
神様がアブラハムに与えた約束はすごいもの。
エキサイティングでアメージング。
わたしはあなたに祝福を与える。
あなたを通して世界中にインパクトを与える。
世界中が子孫になる。
けれども、彼らは何年も試練にあった。
何十年も子供を授かることはなく、飢饉、家族の不和などがあった。
ついに子供が出来ても、たった一人しか子供が出来ない。
彼らの想像と全く違うものだった。
でも読み続けていくと、その後神様の計画が成就されたとわかる。
ジョージとアイリーンは、80年代に日本へ来てくれた。私たちの霊的な祖父母。
大変なことがあったが、教会の将来のために諦めなかった。日本人にキリストを伝えるという夢を決してあきらめなかった。
今日も森先生と小鴨さんが来てくださっている。彼らもまた、この教会の礎。感謝している。
1992年の夏、ジョージが亡くなる2週間前に病院で話した。
目を見て、日本伝道について語ってくれたこと。「私は自分のこの目で、日本の伝道が始まっていることを見ることが出来る。」
その時、私は東京の教会の主任牧師だった。今は会社経営者。
その時は2人の娘の父。今は3人の娘と2人の孫がいる。
その時は杉並区在住。今はデンバーに住んでいる。
その時は敬語が使えた。今は無理。。。
いろいろなことが変わる。
問題は、「私はまだ信じているのか?」ということ。「私はジョージが持っていた信仰をまだ持っているのか?」
「私は、神様が日本伝道をもたらすことを本当に信じているのか?」
今も多くの人を伝道している。私は毎週礼拝に通っている。私はHOPE を愛して活動している。。。
けれども、今頑張っているか、過去よい教会員だったかは、重要ではない。
神様が救いを日本にもたらす事を信じているかが大事。
創世記18:18-19
アブラハムは、神様に心を向けることで全ての国民を祝福し、世界に影響を与えることが成就した。それは、アブラハムの想像とは違っていた。
次の世代の人々の救いは、私たちが神様に心を向けることから。
信仰とは見えないものを確信することから。
ジョージは日本伝道をすべて見られなかった。けれども、次の世代である私たちに引き継いだ。彼は信じていた。確信があった。
私たちは何ができるでしょう?
家から始められる。
そこから日本伝道を信じられる。
ポイント2:次世代に信仰を引き継ぐ
私たちが次世代へ信仰を引き継ぐことができたら、日本伝道をこの目で見ることを確信出来ます。
申命記4:9
イスラエルの民は、自分たちの世代で約束の地へ入れなかった。次の世代が約束の地へと行った。神様が次世代に向けて語りかける。
私たちは、最初の世代に目を向けすぎる傾向がある。40年荒野をさまよい、失敗した。私たちは、奇跡、素晴らしいことも経験しているし、ひどいこと、罪も経験している。
ここに出て来る最初の世代は、間違いを犯した。40年荒野をさまよった。でも、最初の世代は、次の世代が約束の地へ入れるように育て上げた事実がある。
誰も荒野で40年さまよいたくなかったはず。でも、彼らはもう奴隷ではなかった。
子供たちは、その世代が成し遂げることができなかったことをしている。これからはるかに素晴らしいことをしようとしている。
妻エリカと私は、今、時々、子供たちがいかに自分より超えて優れた状況にいるか笑ってしまうことがある。
私たちは、新婚の時深く愛し合っていたけど、ケンカして、大変な状況があった。クリスチャンとしての結婚を助けてくれるリソースがなかった。今の子供たちは違う。娘の真奈美は、車の中で夫ロスに「ハニー今のすごく傷ついた。」と脆弱に話し、夫は「そうだったのだね。ごめんなさい。」「赦しますよ。」と言っていた。それを見た妻は、「今の何?喧嘩と和解?!」
と何が起きたのかわからなかった。
彼らの結婚関係は、当時の私たちの結婚関係をはるかに超えている。
究極的には、私たちの全員が失敗を経験する。
グッドニュースは、私たちは解放されている。罪の奴隷ではないということです。
どれほどの失敗を重ねても、次の世代に信仰を伝えることができるとすれば、私たちは決して敗北者ではない。
詩編78:1-7
おじいちゃんとして、この聖句は励まされます。あなたがティーンなら、20年後、30年後にもう一度読んでください。
後世までずっと続く教会を私たちはどのように築きあげる事が出来るでしょう?
日本の隅々に成長して広がって、成長して広がっていく教会を建てるには?
私たちが信仰のキーパーソンになる必要があります。各世代に信仰を伝える必要があります。
自分たちが体験した奇跡、人生を変えられた神様のことを孫に伝えます。
祖父母は、いい教会員だったということを知るべきでなく、神様が人生を完全に変える方、奇跡を行う方であることを伝えます。そのようにして、彼らは、神様が彼らを導いてくださる驚くべき方だと知るようになります。聖書はそのような教えで満ちています。
ペテロが使徒2:36、初代教会で語ったことは、「この約束は、あなたがたにも、子供にも、次の世代にも」ということです。
私たちは一人一人悔い改めてクリスチャンになりました。
同時に子供たちが悔い改めることを同じように書かれている。子供が悔い改めて、弟子となれるように育てるということです。
2テモテ3:14-15
幼い時から慣れ親しんだ聖書を子供たちに伝え、教え諭すことが書かれています。
パウロの霊的なトレーニングは、テモテに会ったキャンパスミニストリーのときからでなく、テモテが幼い時に祖母ロイスや母エウニケから聖句により学んだことだった。その後に独身パウロから学んだ。
そのようにして、彼は育てられ教会の指導者となった。
教会を見渡すと、皆さん一人一人は奇跡。
一人一人の顔を見るとストーリーを思い出す。
でも皆さんは、まだ信仰の種粒に過ぎない。
皆さんの信仰の種が、日本伝道へ行くことが先にある。隅々の町々へ。
それは、新しい信仰が次の世代へ引き継がれることで起きます。
2年前に卒業した末娘ミミの高校では、22人の弟子たちがいた。
デンバーの教会のキャンパス120の1/3がキングダムキッズ。15人の弟子たちがデンバーに移り住んだキャンパス。
ミミの同級生7人はミミも含めて外へ出た。2人はアルゼンチンに、2人はジョージア州に行った。ある人はディユーク大学へ。もう一人も別の大学へ行きルームメイトを導いた。ミミもボストンのタフツ大学で友達がクリスチャンになるのを助けている。それが神様の計画。
カンボジアのゴールドストーンスクール(フランクさん支援の学校で東京の教会も何年もサポート)では、5年前プノンペン教会では大学生は1人だけだった。現在、卒業前に半分が弟子になった。40人の学生がいる。
私たちの子供を通して、信仰を伝えることが出来たら次世代の救いを通して、神様は彼らを通して偉大な御業を行う。
同じことがこの教会でも起きている。
ジェイコブス家の子供たち、潤、大志、大祐、はな、なな、もも・・・。
かつて教会を走り回っていた子供たちが弟子になって、今礼拝に座っている。
けれどもこれは助走に過ぎない。
富士山の山頂の写真がある。当時のシングルたちと登った。雲が下にあり、光が現れると、だんだん広がっていって周りを照らす。視野を完全に占める。
私たちは信じなければいけない。
私たちの目にはただの種粒に見えてしまう。
神様は、日本伝道を行う。
子供たちが神様の方を見るなら、私たちがそれを出来たら、神様の驚くべき御業を見ることが出来る。
キャンパスを信じないといけない。
キャンパスで救われたら、まだ人生がめちゃくちゃではない。それだけ若くて救われたら、神様を土台から見て、後に家族を築くことが出来る。
イエスは独身だった。子供を愛した。
パウロも独身だったけど、結婚について、家族について説いた。子供たちを愛した。
武士、真奈美、敦、真弓、綾子、、、皆独身だったけど、教会の子供たちに教えてくれた。私たちの家族を変えてくれた。
ジェイコブス家を見たとき、数十年かけてどのように関わりを持って、私たちの家族を変えてくれたかを見ることが出来る。
今日、私はおじいちゃんとして皆に語りかけたいです。
20年後、私たちはどのような教会を見たいでしょうか?
どんな教会を私たちは子供達、その子供たちに残していきたいでしょうか?
これはエキサイティングなこと。
私は生涯をかけて自分の孫たちに見せたい。
「私はこの目で、神様が成し遂げてくださった偉大な計画を見た。」そのように伝えたいです。
ですから、一緒に信じましょう。