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東京キリストの教会 日曜礼拝説教20170423「神様は、普通の人を用いて、普通ではないことをする」 竹本雄大牧師

tcc 2017年6月3日     Comment Closed    

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先週は特別なイースター礼拝が行われ、マーカウスキー夫妻が来ました。
東京の教会の学ぶ態度、喜び、情熱、家族のような強い関係にインパクトを受けたと言ってくれた。シングルが大多数のマンハッタンの教会に取って、たくさんのティーンがいる東京は、彼らの子供達にもインスピレーションとなった。

「信じるものにはなんでもできる。」
これは今年のテーマ聖句。

今日の説教のテーマ:英語では、Ordinary people を使ってExtraordinary なことをする
(God uses ordinary people to carry out his extraordinary things)

「神様は、普通の人を用いて、普通ではないことをする。」
そのことを信じているでしょうか?
今日聖書から一緒に学びたいと思います。

1サムエル記16:1-13
聖書の中で最もよく知られているダビデが油を注がれる=王様として任命されたシーン。

エッサイの息子の中に次の王様がいると、サムエルは神様に呼ばれた。 サムエルは当時の預言者。サウル王が罪を犯して、次の王が必要だった。サムエルは、「でもそれはちょっと出来ない。王様を任命するとは、現在の王に殺されるかもしれない。」神様「ではいけにえを捧げなさい。」ベツレヘムの人たちも、なぜ預言者サムエルが来たか不安になった。

1つめのポイント:神様は普通の人を用いる。

エッサイの8人の息子の中にいるけど、どの人かは知らされていなかった。サムエルは、長男のエリアブだと思った。「マッチョ、イケメンでいい感じ」笑。「彼ではない。わたしは人間が見るようには見ない。」と神様。
で次男、三男、、、7人とも違った。

末の息子は羊の餌をやっていて、呼ばれていなかった。全員呼んで身を清めるように言ったのに。

ダビデは、兄弟の前で油を注がれた。

皆さん、これを読んでどう思いますか?
歴史的なこと。ダビデ王が任命された。
確かにこの後、ダビデは10年間王様にはならなかった。
でもこのとき、神様から選ばれた。のちにイスラエルの歴史が大きく変わった。イスラエルの土地を10倍以上にした。

ダビデとは、本当はどのような人ですか?

エッサイに、息子を呼びなさいと言った時に、呼ばれなかった。大事な場面で、父親に呼ばれない。末の息子はヘブライ語でなにも知らない、何も出来ないベイビーというさげすんだ表現。 羊の番という重要ではない仕事を任されていた。ダビデが居なくても、兄たちも誰も不満を言わなかった。

確かにダビデは素晴らしい性格。
だけど、3つのゆがみがあると発見した。

1つ目は自分と目上の人との関係がものすごく歪んでいる。
この後10年間、サウル王に命を狙われる。
聖書のいろんな場面で、ダビデはなんとかサウルに認められようとする。もちろん神様を信頼していたが、ある場面では「どうして信頼してくれない?」と感情的になった。別の国の王様にも信頼されず追い出されて、同じように感情的になった。
「認めてほしい。」お父さんや兄たちに認められて来なかった気持ちを満たしたかったのかもしれない。

2つ目。ダビデの女性関係はひどかった。子供達は、母親が違う。ダビデの一番大きな罪は、女性関係だった。女性から認められるのは、簡単に自尊心が満たされ、慰められる。自分に好意を持ってくれた、仕えてくれた、わたしたちはときどきそうなってしまうかもしれない。

3つ目。 子供との関係。
これは女性関係とも関わっている。
ダビデがきちんと子どもと関係が持てずにいた。そのことで、ダビデ自身の命が狙われたこともあった。逆に感情的にしか関われない極端な反応をするときもあった。

家族との深い関係がなかったことで、うまく関われなかった。

ダビデ
見捨てられ、不信虐待、情緒的剥奪
強いスキーマがあった。

でも神様に選ばれた。

わたしたちはときどき忘れてしまう。
歴史を変えたこのダビデ王は普通の人だった。

皆さんは、これをどのように感じますか?
改めて、この箇所を読んでぶっ飛ばされた思いがした。

わたしは、本当に神様が見ているように見ているかなと思わされています。ほんとうにこの人に、自分に神様働くって思えているかなあ?
わたしたちはそれを信じなければなりません。

先週日曜日の夜、突然倒れた。
救急車で運ばれた。
白目を剥いて痙攣して意識を失って、運ばれた。友達と兄弟と食事をしていた。
電話をかけに外に出て、電話で謝罪していた。
ちょうど顔を出した兄弟が着いて、彼の自転車の側に倒れこんだ。

CTスキャン、心電図検査、血液検査も受け、今は大丈夫。

皮肉なことにその日は、シャイニングの姉妹たちに「抱え込まないで」という話をしたばかりだった。

これを通して、神様はなにを伝えたいのか?
倒れた時になにを感じたのか?
「恥ずかしい。」と動揺した。
こんなことで倒れるのかと、受け入れられない思いがした。
救急隊と先生たちに「お酒飲んでいませんか?」
などと同じ質問ばかりされた。
強がらないでいようと思って、答えた。
でも、弱くなりたくない自分がいることに気づかされた。

ベストを尽くしたい。
弱くなることを認めないといけない。
抱えずに、助けてもらうことを学ばないといけない。弱くなることに本当に神様が働くことをわかっているのだろうか?神様に頼って、本当に弱い時こそ強いとわかっているのか?

わたしたちは、ほんとうに個人的に時分に神様が働くと思っているのでしょうか?

エリアブとか、シャンマ、あるいはダビデのように問題なく強く見える人のようになろうとする。

問題があると、もう「なんでもできる。」と信じなくなっている。

あなたの周りの人はあなたより優秀ですか?あなたは人を勝ち得ないですか?

家族関係が悪く、未だに苦しめられていますか?

あなたは問題を見て圧倒されていますか?

そういうことがあったとしても、もっと神様が働くと信じてください。

ダビデに問題があっても、それは神様には関係ないことです。

神様は、私たちが神様に信頼しているか、心を見ている。

悪いものがあっても、もっと、神様は働く!
そういう機会を無駄にしていないでしょうか?

去年の夏、ミュージカルが教会で行われた。
彼は今日1年近くかかりバプテスマを受ける。
最初、感情や心を全く見ることが出来なかった。神様を知らない、自信がない、問題がたくさんあった。 「自分は皆さんのようになれない。クリスチャンになれない。」
素晴らしいのは、わたしたちはあきらめなかった。彼もあきらめなかった。罪と十字架を見て、最後には彼自身が変わった。最後は、わたしたちは何もしなかった。ずっと愛したことが無駄ではなかった。

この話にはアナザーストーリーがある。

去年の6月、彼と出会った兄弟がいた。
教会よりも会社の人との関係がよくなってしまって、教会に対して苦々しくなった。いろいろ助けたけど、戦っていた。霊的に落ちていた。でも何かを変えたいと思った。そして参加したキャンペーン。無理やり参加した。何かが起こるかもしれないと信じて。神様は彼を使った。

わたしたちがこの聖句を学び、神様の見方に変わるとき、
どれほどのポテンシャルがこの教会にあるのか?考えさせられました。

神様の見方をしたとき、この教会は完全に変わる。

2つめのポイント:神様は”普通ではないこと”をする

ダビデについて聖書の中に書かれたことは、ほかの誰よりも多い。サムエル記、歴代、列王記、彼は歴史を変えた。イエスは、ダビデの子孫。

普通のことを通して、普通ではないことをする神様。わたしたちは今日、その信仰がありますか?

この会食。
ユダヤ人にとって、雌牛を屠るのはとても特別な機会だけ。特別なゲストが来たときだけ。超豪華な食事。
全員、身を清めて、選ばれた人たちだけの食事会。

想像できますか?
ダビデは服が綺麗だったのか?
羊の番をしていた。身を清めていなかったはず。

そこでいきなり選ばれて、油を注がれた。
ダビデは、どのような気持ちだったか?
皆さんどう思いますか?あまりエキサイトしていなかったとわたしは思う。
霊的なセンスバッチリだったので、王様に任命されたとわかったかもしれない。でも、認められていない親の前で油を注がれるというのは、気が進まなかったのではないか。「冗談でしょう?どういうこと?そもそも自分は呼ばれてない。」またいじめられるかも。自信がなかったかもしれない。自分には無理。

彼にはそれを辞退する選択肢もあったかもしれない。

でもダビデは油を注がれた。

状況から全く想像がつかないことが起こった。
最終的にダビデは、神様を信頼する方を取った。

父、兄たちにはさげすまされている。
でも、最終的に神様を取る。

自分には出来ないことを、神様ならできると飛び込む。

これは信仰の本質ではないでしょうか?

できないと想像つかないことを信じること。

私たちは最近いつ、神様を信頼しているから、行動していますか?

わたしたちは、普通ではないことを信頼しないといけない。それこそ、エキサイティングな信仰生活ではないでしょうか?見えないものの確認が信仰。

ダビデは、自分では出来ないと思うことを、人としてはメリットとは思えないことも、神様を信頼して飛び込みました。

去年の10月末のHOPEのコンサートに来た女の子がいた。出演者のファンだった。姉妹が声をかけたら、彼女は群馬から来ていた。2時間半かけて、片道2千円以上。往復で4、5千円。私たちの普通のマインドなら、無理と思う。「コンサートには来たけど、礼拝には難しいかな。。。」

でも、姉妹たちは、忠実に関係を築いた。誰も強制しなかった。彼女は自ら毎週群馬から通って神様を求めた。彼女も今日バプテスマを受ける。

私たちは考えてもいないこと。
私たちは東京の学生を救いたいと思っていた。毎週5千円は遠すぎる。
でも神様の計画は違った。

神様は普通の人を使って普通ではないことをする方。

私たちは出来ないことを信じ、飛び込んでいきましょう。もっと神様の偉大な期待を味わえる教会に変えていきましょう。

神様の期待は、私たちの想像出来ない期待だからです。

わたしたちが神様の計画を信じていくなら、
普通の人ダビデが王になったように永遠に変わるものをもたらすでしょう。

今日ぜひこの神様を信頼していきましょう。

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