『Living the Life :神と健康』
スライドはこちらから→20210418 Living the Life 神と健康
最初に恒例のクイズから始めたい。
Q.WHO(世界健康保健機関)は「健康とは、肉体的、精神的、社会的に、完全に良好な状態」と定義していますが、
1998年の総会で、追加で提案されたことは何でしょうか?
1.関係的
2.霊的
3.情緒的
4.知性的
正解は2。
Spritual的なものの重要性が議論され、提案された。今も議論は継続している。
Q.聖書の中で、最古の臨床医学実験の記録と呼ばれる箇所があるのは?
1.創世記
2.出エジプト記
3.レビ記
4.ダニエル記
正解は4。
ダニエルたちは、ユダからバビロンに連れてこられ、バビロンの王から出された肉やお酒を拒否して野菜と水のみを食べた。
10日もすると、彼らと他の人の顔色の違いが明らかだった。
箴言17:22
旧約聖書には食べ物の規定もある。
イスラエルの民は食にも注意して生活していた。
ポイント1:健康とは自然の姿に戻ること
シェア:金田暢彦
ピラティスインストラクター。
専門スタジオを経営している。
ピラティスは2020年の大人の習い事ランキング1位。
身体を整える、身体をよく知るためのもの。
寝たままの動きが多い。
ジョセフ・ピラティスの名前が由来。
彼は喘息、リウマチなどに苦しんでいた。
第一次世界大戦で捕虜として収容され、自分と仲間を守るため取り組んだ健康法。
コントロジー。
健康と幸福を手に入れるために不可欠な健康を与えてくれれる。
前向きな気持ちになるのが特徴。
あなたは健康とは何と思っていますか?
どんなイメージですか?
夜ぐっすり眠れることですか?美味しいご飯を食べられることですか?
健康のイメージは人それぞれ。
「健康というのは、そもそも普通の状態である。
人間が自然の法則をよく知り、それに従うだけで世界中の人々が健康になる」
とジョセフ・ピラティスは言っている。
この言葉を聞くと、創世記1:27、31を思い出す。
私たちを神様が作って、完璧にデザインされた。
健康は努力して手に入れるものではなく、神様が備えてくれる。
私は他の人と比較して身長が低いことが嫌だったが、聖書の言葉で乗り越えた。
ロックバランシング、大きさなどが違う石が不規則に積み上がっているが、重力の中で立っている。
私たちもそれぞれに良い姿勢がある。
どうすれば健康な体を取り戻せますか?
無理やりやっても疲れて戻ってしまう。
猫や他の動物たちが伸びをしているように、背骨を中心に動物のように背骨を動かしてください。
Q.二足歩行ができる哺乳類は?
1.レッサーパンダ
2.チンパンジー
3.人間
答えはもちろん人間。
地球上で背骨の構造で可能なのは人間だけ。
腰の骨が前にカーブしているから二足歩行ができる。
新生児はカーブがないが、成長して腰のカーブが完成する。
背骨は健康にとってなくてはならない存在、建物で言えば柱。
聖書では土台が一番大事、柱も丈夫で良い状態を保つ。
1コリ6:19-20
神殿の状態をいつも整えて、神様を賛美する。
自分勝手に扱わない。
マインドフルネス、意識を高める健康法。
大脳は同時に二つを考えられない。
忙しい中だと、神殿である体に注意できない。
目を閉じて神殿である体に耳を傾けましょう。
(金田さんシェア終わり)
健康とは自然の姿に戻ること。
ジョセフの言葉や、次の聖句が印象に残った。
創世記1:27a、31
私たちは健康とは何か、という問いかけの前にどのように神様に創られたかを考えるのが重要。
ポイント2:健康とは与えられた神殿を守ること
シェア:山口京子
総合病院で内科医をしている。
病気になると、日頃の不摂生、行いと考える人がいるが、答えはNO。
どんな人も病気になるし、不摂生な人が健康に長生きすることもある。
医学にはまだまだわからないことが多く、少し前まで正しいと考えられていた治療法が変わることもある。
科学は神が作ったこの世界の美しさを発見するとよく言われるが、医学も神様が「極めて良い」と言われた人間の素晴らしさを知るもの。
ヨブ1:21
若い人にはわからないかもしれないが、老化というチャレンジが全ての人に存在する。
どのようにこの世を去るか、わからない。
自分でコントロールできないことに注意しても仕方ない。
1コリ6:19−20
神様から与えられた体をよく管理する、体をメンテナンスしていくのが神様から与えられた役割。
予防医学はそのような視点に立って話す。
これをやれば大丈夫、ではない。
癌の誘因:タバコ、ピロリ、ウィルス、被爆、遺伝など。
でも、癌も自然現象と言われる。
腸活が最近流行り、小腸の大事さが言われている。
欧米型の食事より和食、オリーブオイルなどの方が健康に良い。
癌も早期発見すればリスクが低い。
早期に内視鏡などで侵襲なく手術すれば終わり。闘病は不要。
定期的に健康診断を受診しましょう。
心臓血管の誘因:高血圧、糖尿病、コレステロール、肥満、ストレス。
40代で出やすい。
食事、運動に注意する。改善しなければ薬での治療を行う。
今の日本人、脂質、糖質過多。
お腹が空いたからすぐに間食するのではなく、間を開けることが大事。
寝たきり、認知症にならないためにも運動はとても大切。
30代から筋力低下は始まる。
年をとってから運動を始めるのは大変。
食生活、運動習慣というものには節制力が必要。
神様から頂いた身体を大事にする。
メンテナンスして素晴らしい目的のために用いられるように、動機を持ちましょう。
神様は必ず祝福してくださいます。
病気になっても信頼して向き合いましょう。
箴言4:20−23
3ヨハネ2
ヨハネ10:10
(山口さんシェア終わり)
いつ、どのように、この世を去ることになるかは、誰にもわからず、コントロールすることができない。
先ほど、山口さんが読んでくれた聖句はどのような心を持って健康に向き合わなければいけないかを教えてくれる。
1コリ6:19−20
体は神殿。
自分のためだと動機が弱くなりがちですが、神様を知っているものとして身体を守りましょう。
1コリ10:31
ポイント3:健康とは神様が見守ってくださっていること
シェア:服部圭助
今年で80歳になる。
2度の重い病を経験した。
それまでには自分の健康に自信があり、モーセのようにクオリティーの高い晩年を迎えると思っていた。
68歳の時、8月に妻の実家近くのプールで体調を崩し、総合病院に運ばれた。
直ちに緊急手術を受けた。急性心筋梗塞と診断された。
部分麻酔だったので、目の前に自分の心臓が見えた。
「イエス様、私から離れないでください、守ってください」と必死に祈った。
長血の女のように、イエスの服を離さなかった。
無事に回復し、普通通りの生活に戻れた。
しかし2020年の4月、黄疸症状と病院で診断された。
大病院に行くように、と言われた。
消化器内科に行くと、胆道閉鎖症だから開腹手術が必要、と診断された。
年齢的に最後のチャンス、7-8時間の大きな手術となるとのことだった。
コロナが蔓延、医療機関が逼迫してた時期だった。
すぐに決断する必要があり、受けることにした。
朝8時から午後4時まで全身麻酔手術だった。
イザヤ27:3
全てを神様に委ねた。
集中治療室で目が覚めた。
手術をすれば体力がすぐに回復すると思っていたが、1年ぐらいかかるとのことだった。
最初は食欲がなかったが、半年でだいぶ回復した。
全てを神様に委ねた時の祈りの力は大きい。
ともに神様がいてくださる、という平安に守られた。
心の心配を取り除いてくださったイエスのおかげ。
イエスのために引き続き歩みたい。
詩篇91:10−12
(服部さんシェア終わり)
服部さんは、二つの大きな健康の危機に直面しながら、神様が守ってくださることを学ばれた。
体の不自由さなどと今でも日々闘っている。
それでも心に平安を覚えている。
イザヤ27:3
神様は私たち一人一人を守ってくださる存在。
健康の全てはコントロールできないが、神様はどんな時でも見守ってくださる。
私はそのことを覚えて、健康につながっていたいと思う。
健康を考えるとき、神様が守ってくださる、平安を与えてくださると覚えたい。
健康というテーマの中に神様のメッセージがある。
皆さんに神様からの豊かな健康がありますように。