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日曜礼拝2020/1/26『恐るな。語り続けよ。』秋山大地

tcc 2020年2月18日     Comment Closed    

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『恐るな。語り続けよ。』

コリントの教会について、使徒言行録から学びましょう。

使徒言行録18:1-11

パウロとコリントの教会の関係が始まる場面。

第二宣教旅行の途中、アテネの次。

アテネでは宣教がうまく行かなかった。

ここで神様が、共に宣教をする仲間を与えた。

テント職人のアキラとプリスキラ、そしてシラスとテモテ。

状況は整った。しかし、ユダヤ人からの迫害もあった。

1年8ヶ月町に留まった。

 

今日のポイントはただ一つだけ:「この町には、わたしの民が大勢いる」

パウロは福音を宣べ伝えた人々から、口汚く罵られた。

皆さんは、どのように思いますか?

続けて福音を伝えたいと思えるでしょうか?

わたしだったらやめたくなると思う。

もしかしたら、パウロにも同じ誘惑があったかもしれない。

しかし、彼は宣べ伝えることをやめなかった。

ユダヤ人ではなく、異邦人に伝えることにした。

 

コリントの町の特徴:

レケム湾とケンクレアイ湾(サロス湾)に囲まれて貿易で豊かに潤っていた。

ギリシャ文化の影響で、モラルが低い。

性的な罪も多かった。

このような人々に福音を伝えることの困難さ。

自分なら、「この人たちは人生楽しくやっていて、満たされているから福音は伝わらないかな。」と思ってしまいそう。

ユダヤ人として厳格に律法を守ってきたパウロからしたらあり得ない価値観で生きている人々。

しかし、パウロは諦めなかった。

ひどい迫害の後、わたしが宣べ伝えるとしたら、全然違う土地へ行きたい。

しかし、パウロはコリントの人々に宣べ伝えた。

会堂のすぐ隣の家に留まった。

そこで神様の奇跡があった。

ユストは一家を上げて神様を信じた。

多くの人が神様を信じた。

会堂長、ユダヤ人達、罵っていた人々も悔い改めた。

なぜ、このようなことができたか?

パウロが人間的ではなく、神様の思いでやっていたからできたこと。

わたし達も嫌な思いをしたり、福音を伝えるむずかしさに遭う。

人間的にはコリントはむずかしい町だった。

パウロはそれでも、神様の思いから救いを確信していた。

刺さる思いがある。

 

わたしは年末に去年を振り返り、どのように今年ミニストリーを作り上げるか考えていた。

研修会にも出て、去年よりいい年にしたいと思っていた。

この聖句を読むと、ただ神様に頼ることこそが必要とわかる。

コリントの地でも神様の愛が必要。

福音が伝わるのがむずかしいからこそ、裕福で、モラルが低いからこそ、本当に必要なものがある。

神様はそのように見ておられる。

「この町にはわたしの民が大勢いる。」

パウロは同じ視線を持っていたと思う。

わたし達はどうでしょうか?

今日、わたし達は見方が間違っていませんか?

福音を宣べ伝えるのがむずかしい。

神様は、東京に対しても同じように思われていると思う。

「この町にはわたしの民が大勢いる。」

「恐るな、わたしがあなたと共にいる。」

今日、わたし達がこの言葉を確信するなら、悔い改める必要がある。

自分の強い思いを捨てないといけない。

もっと祈っていく必要がある。

 

昨年、わたしのハイライトは、念願のフルマラソンの完走だった。

一昨年は26km時点でリタイア。

完走は本当に嬉しかった。

誰よりも大声で叫びながらゴールした。

マラソンの次の日、家族に大問題が起きた。

それを知ったのは1ヶ月後。

とても悲しい出来事だった。

動揺し、心が引っ張られる思いだった。

キャンパスでは友達が聖書を勉強し始めていた。

素晴らしい時期だった。

家族は物事をあやふやにした。

一人ひとりと話さないといけなかった。

眠れない日もあった。

家族問題に心が引っ張られた。

神様の素晴らしさを見ようとしても、むずかしい日々があった。

そんなとき、ある弟子が一本の電話をくれた。

友達の聖書勉強が素晴らしかったと言っていた。

実際に会ってみると、別人のように変わっていた。もっと深く聖書を読みたいと言っていた。

わたしのむずかしい状況は変わらない。

神様の素晴らしさは変わらない。

わたしが苦しんでいたとしても、神様の福音は伝わる。

神様の思いは変わらない。

「この町にはわたしの民が大勢いる。」

心を新たにされた。

これから家族にも多くの人にも神様の福音が伝わると確信している。

 

もう一人、キャンパスで聖書を勉強している男性がいる。

優しい、与える人。わたしは彼のことが大好き。正しいことを求める人。

初めて会ったとき教会の皆をあったかいと言ってくれた。

聖書勉強をしていって、こんな素晴らしい人たちが日本にいるんだと感謝してくれた。

でも、それは逆にわたしが彼に言いたいことだった。

先日彼と十字架の勉強をした。

誰にもいえなかった罪を話してくれた。

「このことをいつか話すときが来るとすれば、話す相手は、一生の関係の相手だと思っていた。」と彼が言ってくれた。

御言葉には、人生を変える力がある。

お祈りしていただきたいです。

今日、神様の思いを持つことができるでしょうか?

わたし達は不信仰を悔い改める必要がある。

神様には救えないと思っていたら、それは神様を傷つける罪。

強い自分の思いを捨てる必要がある。

神様は、わたし達をどのように見ているか?

神様は、東京を、日本をどのように見ているか?

わたし達は直面したら、罪を悔い改める必要がある。

神様が働くと信じているのなら、福音を宣べ伝えてください。

解決できていない関係があるなら、解決に努めてください。

むずかしいのはわかっている。

むずかしい中でこそ、神様が伝わる。

これから、わたし達が福音を伝える人は、神様の民。

神様の力と栄光を一緒に見ていきましょう。

皆さんのことを心から愛しています。

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