『1コリント12:27』
2020年、オリンピックがやって来る。
1964年のオリンピックには新幹線や首都高速が出来た。
今年も歴史的な年になる。
どのような年にしていきたいですか?
今年の東京の教会のテーマ聖句:1コリント12:27
背景:使徒パウロがコリントの教会に宛てた手紙
-現在のギリシャの都市コリントス
ローマ帝国の州都として繁栄。
物質的に豊か。裕福な人が大勢いたが、貧富の差があった。
-パウロが18ヶ月滞在(エフェソの3年の次に2番目に長い滞在)
-1コリントと2コリントの2つの手紙、または他の手紙も出している
(パウロの最も長い手紙)
-パウロの複数回での訪問
パウロは多くの教会を建てた。
コリントの教会は、良くも悪くも特別に思い入れがある教会。
ポイント1:あなたがたはキリストの体
キリストの体、キリストに立ち帰る必要性。
キリストを知らないと体の部分になれない。
パウロの想い:1コリント12:12-13
強調されている「一つ」。
自分の体を考えると、調子悪くても切り離せない。
一つの霊のよって、一つの体になるために。
「ユダヤ人vsギリシャ人(外国人)」
当時、ユダヤ人以外は外国人だった。
人間的にユダヤ人以外と一緒になるのは無理だった。
「奴隷vs自由人」
これも絶対あり得なかった。
キリストの体は不完全なものが一つになれるということ。
救いによって、不可能なことが可能になる、キリストの体ができた。
キリストの力が働いている。
わたし達は時々忘れる。
教会の関係、横の関係、だけではない。
あなたにキリストが働いている。
なぜパウロは長い手紙をコリントに書き、何度も訪問したか?
コリントの教会に様々な問題があったから。
人々は頑固で、やって欲しくないことをしている。
教えに背いている。全然いうことを聞かない。傷つけられた。
でもパウロはいう:「あなたがた」はキリストの体。
「あなた」にキリストが働いている。
今日隣にいる兄弟姉妹に言ってください。
「あなたはキリストの体。一緒に天国に行く存在。」
わたしの今年最初のアポ:山口幸男さんのお母さん
名古屋の教会の姉妹90歳。元気。
彼女が言ったのは「楽しい交わりもいいけど、聖書の言葉がもっと知りたい。」
年始から一緒に複数の箇所から聖書を読んだ。
iPadで名古屋の教会に参加している。
これがキリストの力。
励まされている。
あなたも隣の人も、体の部分。
キリストの力に立ち返りましょう。
ポイント2:一人ひとりはその部分
どのような文脈:1コリント12ー14章
霊的な賜物がテーマ。
体、愛、他の賜物のこと。
なぜパウロはこのことを話しているか?
教会の中に様々な分裂があった。
兄弟姉妹の中での差別、争い、裁判まで。
これを読むと最悪な教会に見える。
そこでパウロが強調したのは?
最も重要なこと:「創り上げる」。
エフェソ4:16
1コリント14:12
体の部分は、体を造るように求められている。
「はたらく細胞」という、体の細胞が擬人化されているマンガがある。
お医者さんが監修。
生きるか死ぬか、細胞一つ一つは、体の中で皆一生懸命なのがわかる。
年末、ある心臓外科の本を読んだ。
著者はクリスチャン。
心臓は、5 lもの血液を体内に送り出している。
1日で脈は6万回波打っている。
運動すれば5倍の脈。
心臓は最大の働き者。
全てが調和しないとちゃんと働かない。
わたし達が思っている以上に、体は働き者。
わたしたちも、創り上げることに対してもっと考えないといけない。
去年から、一人ひとりは羊飼いと話してきた。
献身、コミットメントが必要。
いろいろな思いがある人がいるかもしれない。
わたし達は聖書的なものに立ち返りましょう。
今日、キリストにコミットしてください。
キリストの想いとは?
体を調和させるために必要なこととは?
今は忙しい、体が動かない、これ以上出来ない?
1コリント12章を読んでください。
もっと頑張れと言っているのではない。
あなたが体なら、その部分。
もう一歩、体の部分として進んでいきましょう。
創り上げるのと正反対のものは壊すもの
癌細胞。正常な細胞が、癌細胞になってしまう。
遺伝子が傷ついたことで、積み重なると癌細胞になる。
脳からの指令を聞けなくなる。暴走列車。周りを巻き込んで増やす。
正常な細胞は、再生できる。
癌細胞はそうではない。
わたし達は傷をそのままにしていませんか?
本来のキリストの声を聞けなくなっていませんか?
癒されていない傷、対処されていない罪をそのままにしないでください。
あなたは壊すものでなく、キリストの体。創り上げる者。
わたし達は二者択一しかない。
創り上げるか、壊すか。
わたしの去年の一番最後のアポ:ヨンミンさんとジュヨンさん
去年から名古屋の教会の代表者。
20年前からの知り合い。
キャンパスで一緒だった。
ヨンミンさんは、孤児院で育ち、奥さんと出会って初めて家族が出来た。
忙しい仕事で3年前、敗血症になってしまった。
彼は無理できないので、専業主夫になった。
家事をして、そのあと家でずっと聖書を読んでいた。
そのおかげで教会をリード出来ていると言ってくれた。
去年のベストはバドミントン礼拝。
彼はキリストにコミットしている。
去年就職した。
妻の実家でキャンパスの兄弟たちをホストした。
岐阜に住む友達を一緒にフォロー。
ヨンミンさんにゲストスピーカーで来てもらった。
彼はキリストの体を味わったと思う。
今日バプテスマがある(亀元秋子さんのお母さん)。5年かかった。
シニアをはじめ、皆さんの創り上げる関係がそこにあった。
キリストの体の部分として、創り上げる者になっていきましょう。