『ターニングポイント』
スライドはこちらから→20200503 使徒シリーズ3 ターニングポイント
使徒9章−12章から話します。
初代教会が始まって4−5年経っている。
1)一つの教会→複数の教会
2)エルサレム中心→アンティオキア中心
3)ユダヤ人教会→異邦人+ユダヤ人
4)ペテロ中心→パウロ中心
変化が起きること難しく感じることもある。
不安になったり、不安定になったりする。
恐れに捉われる。
私自身、今年は大きなターニングポイントと考えている。
教会のリーダーシップの交代を進めている。
息子が大阪の大学へ行くため、家を出て行った。
長女が婚約し、年内に家を出て結婚式を希望している。
ちょっと寂しい。
家族にいじられている。
このターニングポイントで、神様の計画を考えたい。
使徒1:8
神様のビジョンは、弟子たちがエルサレムばかりでなく、ユダヤとサマリアの全土で証人となり、福音が宣べ伝えられること。
3つのB:
Believe 信じる
Belong 繋がる
Become 変わる
福音を述べ伝える上でもこの3つを心に留めてください。
ポイント1:BELIEVE/BELONG 変われると信じる
使徒9:26−27
サウロの回心、奇跡的だった。
ステファノが殺されたことは、サウロが大きな原因だった。
サウロ、クリスチャンになった後すぐにダマスコで力強く宣べ伝えた。
迫害され、殺されかけた。
そこでエルサレムに行くように促されたが、そこで周りの弟子は彼が変わったと信じなかった。
サウロが変わったことを信じなかった彼らを、私たちは責められますか?
もし今日、「ダマスコの教会からムーブインすることになったサウロです。
ファリサイ派で、燃えているクリスチャンです。
あなたの学び会に入るので、ディサイプラーをよろしくお願いします。」
こうなったらどう反応しますか?
私なら確認したい。本当にクリスチャンになったのか。
サウロはたくさんのクリスチャンを迫害し、殺していた。
その記憶が生々しい。信じなくても仕方がない。
「しかしバルナバは」この状況でサウロを信じる勇気があった。
彼はきちんとサウロとイエスの出会い、ダマスコでの宣教を確認していた。
使徒11:1−3
割礼を受けていない異邦人について、ペテロが順序正しく説明した。
他の兄弟たちは非難する中でペテロを怒っていた。
彼らは非難する中で、ペテロの思いを確認することをしなかった。
割礼の問題は大きくなり、使徒15章でも大きな話し合いになる。
1世紀の教会の弟子たちを苦しめ続ける問題になった。
ここでペテロを非難したことがいけないわけではない。
相手が間違っている、として聞かなかったことが問題。
心がオープンではなかった。
非難したことに、メタノイアなどなかった。
コロナ禍の中、自分が正しいという思いの元にいろんな発言をしている人がいる。
自分だけが正しい、という思いは良くない。
神様は見えない事実を伝えてくれているかもしれないという思いで話を聞くのが大事。
バルナバはなぜ正しくサウロを見ることが出来たか?
使徒4:26−27
バルナバは「慰めの子」という意味。
彼は普通の弟子だった。
彼は持つ全財産を売って使徒に与えた。
自分を持っていなかった。
このバルナバがアンティオキアの教会のリーダー、サウロのディサイプラーとなった。
後には失敗したマルコ・ヨハネを愛し、助けた。
神様の計画は私たちには理解できない、理に通らない、祈りが届かないと感じてしまう時もあると思います。
そんな中でも神様を、人を信じましょう。
保護者の皆さん、子供たちを信じてください。
特に小・中・高生の親の方々、子供とバトルしているかもしれません。
でも子供たちはいつか成長し、家を出て行きます。
問題も、神様によって変われると信じて接していますか?
この子はこうだ、など決めつけた口調で話すと変わらない。
親のネガティブさ、決めつけが子供を傷つける。
お互いのことを信じましょう。
神様はBelieveできるように助けてくださる。
ポイント2:BELONG 助け合って繋がる
使徒11:27−28
使徒10章で異邦人が救われるようになったが、繋がることは難し買った。
そんな時大飢饉が起き、一番影響されたのはエルサレムの教会だった。
使徒11:29−30
そんなエルサレムの教会を周りが助けた。
エルサレム教会には財政難があった。
1)使徒1−2章:多くの弟子は他の土地の出身
2)使徒2章:エルサレム在住の弟子の犠牲に
3)迫害:仕事ができない
4)使徒8章:弟子が迫害により散った
小グループの5つの「互いに」:
1)知って、知られる
2)励まし、励まされる
3)祝い、祝ってもらう
4)仕えて、仕えられる
5)戒め、戒められる
一方通行の関係はキリスト的ではない。
関係はお互い。
あなたは今は小グループに何を貢献していますか?
自分から繋がりを求めていますか?
与えようとしない兄弟姉妹は、繋がれていないです。
自分も与えるようにしましょう。
外出などの自粛は続きます。
今年は難しい年になります。
1世紀の教会は危機の連続でしたが、神様はそれを通してターニングポイントを与えてくださいました。
私たちの教会にも、神様がこの難しい状況の結果としてターニングポイントを与えてくださいます。
ポイント3:BECOME 神は何でもできる
その中で神様は何でも出来る方。
マタイ19:26
使徒9章で最も難しい人、誰も救いを祈りもしなかった人であるサウロを神様は回心に導いてくださいました。
使徒10章では難しいと考えられていたユダヤ人ではない家族たちの救いを成し遂げてくださいました。
使徒12章では天使たちがペテロを奇跡を起こして助けてくださいました。
小さく弱く問題だらけの教会でも、神様は世界を変えるために用いてくださいます。
私たちが難しい状況であっても、神様にできないことはありません。
今年がみんなのターニングポイントになることを期待しています。
Dグループで話し合うこと:
1)BECOME:どのように変わりたいですか?
2)BELONG:小グループにより繋がるための実践は何をしますか?