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日曜礼拝2019/12/15『クリスマスシリーズ1 Jesus is King』竹本雄大牧師

tcc 2020年1月27日     Comment Closed    

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『クリスマスシリーズ1 Jesus is King』

(朗読チームによるマタイによる福音書のイエスの誕生の朗読)

イエスの誕生日を深めましょう。

イエスが王であると聞いて、皆さんはどのようなイメージを持ちますか?

わたし達は、王様と言われてもピンとこないかもしれない。

ヘロデ王の絵を観ると、貫禄がある。権力があって偉い感じ。

現代の王は?

カンボジアの王様をみると貫禄がある。

ハクション大魔王は面白い。。。

イエスは王様だったでしょうか?

 

マタイ1:21b

この子は自分の民を支配から救うと言われていた。

当時のユダヤは、ローマ帝国の支配下だった。

実はローマ帝国自体が救い主と言われていた。

戦いから守り、平和をもたらすという意味。

ローマ皇帝は、当時、救い主と呼ばれていた。

ユダヤ人のメシヤは、つまりユダヤ人の王様。

当時の王様であるヘロデ王は不安になった。

(黄金、乳香、没薬の写真)

マタイを読むと、イエスは王としてふさわしい方だと書かれている。

しかし、生まれたのは馬小屋。

王様が生まれたとしたら、豪華な場所で大勢の人に囲まれているのが普通ではないか。

イエスが生まれた場所が今教会になっているが、飾りがギラギラしている。

2千年前は、誰もいない静かな田舎だった。

しかしこの2千年、イエスは人を癒し救って文字通り救い主となられた。

 

ポイント1:固執から手放す

ヘロデ王は、イエスが誕生すると聞いて、非常に恐れた。

自分の立場が危うくなるので。

ベツレヘム地方に住む2歳以下の子供を全て殺した。

奥さんと息子達も殺した。

彼は自分の立場を守ることにのみ、固執した。

もう1人の王、イエスは全く違った。

馬小屋で生まれた。全く着飾っていなかった。

それは生まれた時だけではなかった。

 

フィリピ2:3-7

この聖句はイエスを最もうまく描写していると言われている。

イエスは自分を手放して、相手の人生にひれ伏して捧げた。

この態度は、2千年間、人々の人生を変えてきた。 

わたし達の人生は、今日どうでしょうか?

自分を守るのではなく、捧げる人生でしょうか?

青少年が対象の内閣府の調査(29歳以下)、自分自身のイメージ(自己肯定感)を見ると、この数年間基本的に結果は変わっていない。

日本の青少年の自己肯定感は著しく低い。

引きこもりの調査も同時にしている。

長期化し、かつてないほど高齢化している。

自分でいい、1人1人ありのままでいい、と言われている。

1人向けに仕切られたマクドナルドやラーメン屋さんがある。

1人を守れば守るほど、自己肯定感が失われているような気がする。

自分に固執するのではなくて、イエスに目を向けることが今こそ大切。

イエスが光を投げかけてくれた。

そこから勇気や力をもらった人たちが、世界を変えてきた。

自分を捨てるというのは、自分を無くすことではない。

強い信念と意志が必要。

「すべての人は、創造的な利他主義を歩むのか、破壊的な自己中心の闇の中を歩むのか、決断しなければならない。」:マーティン・ルーサー・キング牧師の言葉

 

ポイント2:“表面”から“本物”へ

3人の博士たち、賢者達のなんとしてでもイエスに会いたかった様子が伝わる。

でも、わたしはイエスを見たとき、王として期待通りだったのだろうかと考える。

当然のように、まずヘロデ王に会いに行った。

当時最も高価だった贈り物を携えて行った。

3人は別の国の王ではとの説もある。

もちろん星は、イエスの上で留まった。

しかし、この質素な貧しい場にいる嬰児に平伏したのは、彼らは表面を見ていなかったから。

それがクリスマスの始まりとなった。

今日、わたし達は何を見て生きますか?

表面的に楽しそう、目立ったものがあると引き付けられる。

しかしそれらは一過性のもの。

そこに目を留め続けていると、ほんとうに大切なものがわからなくなる。

イエスは北極星のよう。

動かない。基準。

わたしは小学生の時にこれを学んで、一番明るい星かと思った。実は違う。

北極星を見つけるには、よく観察しないと行けない。

他の星の方が華やかで見つけやすい。

しかし、観察していると、動かないのは、北極星とわかる。

私は20年前に初めて教会へ来た。

何のバックグラウンドもなかった。

しかし、イエスのキャラクターを学び心から共感できることがあった。

自分は表面的なもののためではなく、本当に価値あるもののために生きたい!と思った。

社会の多くのものは虚しいと感じていた。

イエスにおいて、価値のある人生を得た。

今年は教会に来て20周年なので振り返った。

最も価値ある選択をしたと確信している。

多くの人を見てきた。

自分や時代も変わった。

今年、父も亡くなった。

しかし、イエスキリストは北極星のように変わらない。

イエスは王である。

固執から手放す人生を選びましょう。

表面的なものよりも本物を選びましょう。

クリスマス、イエスについて知ってください。

特別なクリスマスを迎えましょう。

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