『イエスの傷によって癒される』
GESG(Good Enough Small Group)シリーズの三回目。
まず、ブレネーブラウンさんの共感についてのビデオを視ます。
https://youtu.be/1Evwgu369Jw
GESGシリーズのゴールは、聖書が期待する教会。
小グループにおける関係を改めて理解し、実践する。
私たちの信仰を実体験に基づくものにしていきたい。
クリスチャンは演じるものではない。
学んだことを実践していく必要がある。
ぜひ、学んだことを実践してください。
「Use it or Lose it」
続けて実践しないと出来ない。
1ペテロ2:24
ポイント1:イエスの模範を繰り返し思い出す
イエスは罪がなかったにも関わらず、十字架の救いを成し遂げてくださった。
その事実に癒される。
クリスチャンは完全に罪が赦されているが、心が完全に癒されているとは限らない。
一日QTを取れなかった、とかで救いは失われない。
心から癒され、安心する必要がある。
なぜ心から癒されていくことは大切か?
私たちは生きていく中、新しい試練、新しい傷が増えていく。
時には望ましくない結果になる。
クリスチャンであっても、苦々しさに繋がっていってしまう。
苦々しさは、心に潜んだままではなくどこかに出る。
近い友人、配偶者、子供・・・。
望ましいことではない。
傷ついたまま、傷つけあうサイクルを続けてしまう。
1.限定的な再養育
コアニーズを満たし合える小グループになっていきましょう。
コアニーズの中で、繋がりと受け入れが最も重要。
グループの機能不全は繋がりと受け入れの不足から始まる。
このニーズは満たし合われていますか?
小グループの中で繋がりを感じて貰いたい。
主である神様に繋がり、受け入れられていることが大切。
幼少期のトラウマがライフトラップに繋がる。
ライフトラップによって、自分が歪んで見える。
この感覚がずっと残ってしまう。
ありのままが一番健全。
子供時代、イエスを神様を知らなかったと思う。
脆くて、無防備。
再養育実践1:内なる自分に触れる
子供の頃の自分の写真を用意してください。
幼少期の自分、どのような自分でしたか?
何が得意、何が苦手でしたか?
その写真のハイローを。
3分間、小グループの中で2人組を組んでシェアし合ってください。
小さい頃の自分は現れましたか?
これから、共感することを一緒に学びたい。
共感によって怒りが減り、差別が減る。
機能的な組織にも共感能力が重要。
共感には恥を乗り越える力、人と人との繋がりを作る力がある。
共感は学べる。
今はSNS全盛により直接のコミュニケーションが不足している。
共感を生み出さない。
マルコ1:40-42
重い皮膚病(ハンセン病)は穢れたものと扱われた。
病気が赦される必要も、癒される必要もあった。
イエスは深く憐れんだ。
彼の心に入り、彼がどう感じてきたかを見た。
そして、彼は心の傷も癒された。
ルカ7:12-13
新改訳や口語訳では「可哀想に思い」「深い同情を寄せられ」と書かれている。
神の子イエスがこのような思いを持ってくれた。
「切望する」という言葉は当時「腸が恋しく思う」と表現された。
人の中に入っている。中から相手を切望する。
コロサイ3:12
ブレネーブラウンのビデオで、下記が強調されていた。
・共感は繋がり
・同情は繋がりを欠如させる
同情は上から目線。
私たちの触れ方、自然にすると相手に繋がりよりも断絶を感じさせてしまう。
ブレネーブラウン、共感の4つの鍵について話していた。
1.相手の目線で物事を捉える
子供が「勉強、部活が辛い」と言っている時に、親が「私は勉強も部活も楽勝だった。ちゃんと勉強して、ゲームやらなければいい。」と言うと断絶を生み出す。
2.批判しない
安心してその場で話されたことが批判されると、断絶を生む。
正しいことを言って、繋がりがあればアドバイスになるかもしれないが、繋がりがないと批判になってしまう。
3.相手が感じている感情を読み取る
怒った口調で話していても、実はがっかりしていることもある。
4.相手から感じる感情を伝える
怒っているように話しているけど、実は傷ついたんだよね、など。
それによって相手が安心してくれる。
自分の人生を振り返って、あると思う。
共感=その人の身になって一緒に感じること。
共感が無ければ、その人の癒しにならない
(映画「バックマン家の人々」の一場面を見る いい時でも悪い時でもそばにいる父)
再養育実践2:脆弱になり、子供のころの傷又は喜びを分かち合う
どのように傷ついていますか?
どのような不健全な言葉に悩んでいますか?
何を感じていますか?
何を言って貰いたいですか?
正直に小グループの中で話しましょう。
相手の目線になり、批判せず、相手が感じている感情を読み取り、その感情を言葉にしましょう。
「傷ついたんだね、話してくれてありがとう。一人じゃないよ。偉かったね。」など。
自分たちの共感能力を振り返る。
相手の育ち、相手のスキーマなどを取り入れる。
私は、「テストで悪い点を取った」などと言われると裁いてしまう。
感情を隠しても顔に出てしまう。子供に読み取られる。
相手の感情を理解し、伝えるためには自分を理解する必要がある。
感情の引き出し、自分の方を開けないから繋がれない。
自分の感情を棚に置いてディスコネクトしてしまう。
ポイント2:新しい見解によって癒される
エフェソ4:22-24
心の深みまで新たにされる。
キリストの十字架によって作り変えられる。
リフレーミング:絵に新しい額を付けると、大きく変わる。
相手の話に共感した後、歪んだ見方を直してあげる。
イエスの十字架のフレームで。
(映画「バックマン家の人々」の一場面を見る 「あなたは病気ではないんだよ、愛しているよ」という父のメッセージ)
目線を併せる話し方で、自分の引き出しを出して、自分の子供の頃の思い出をリフレーミングして子供を励ましましょう。
ヘブライ2:18
十字架のレンズを通して相手を見て、話していきましょう。
イエスが十字架にかかったくれたことによって、私たちの苦しみを分かって貰った。
その恵みに溢れましょう。
2コリント1:5
十字架によって喜び、苦しみを分かち合う。
再養育実践3:リフレーミング
相手の幼少期の「内なる子」に癒しの言葉を伝えましょう。
不健全な声を叩く言葉を伝えましょう。
健全な声で肯定しましょう。
宿題:幼少期の自分に対して大人になった自分から癒しを与える手紙を書いてください
大人の自分が幼少の子供に送ることは大切。
過去は変わらないが、フレームを変えることによって癒されることが出来る。
希望を持てる。
目をつぶって想像してみてください。
子供の頃遊んだ場所にいる自分。
どうですか、今。楽しいですか?
楽しいことも難しいこともあるけど、あなたは特別な人。
将来あなたは神様から愛されて、神様に出会い、聖書を勉強して、クリスチャンになる。
神様の愛を多くの人に伝える人になる。
神様の愛にあふれた人生になる。
イザヤ43:4
神様はそのひとりごをお与えになったほど、あなたを愛している。