ラグビーワールドカップ、先日、世界ランク2位のアイルランドに日本が勝った。
ラグビーの試合ではランクが3位違うだけで、ほとんど勝てないと言われている。
サッカーでは日本がブラジルに勝つくらい。おでんランキングで8位のつみれが2位の卵に勝つくらい。
少年ダビデが巨人の戦士ゴリアテに勝つくらいすごいこと。
今日はその少年ダビデとゴリアテの戦いから話したい。
サムエル記上17:45-47
このとき、ダビデは十代半ば。
スキルもない。普通は巨人で兵士のゴリアテには勝てない。
そのようなとき、わたし達はどうするでしょうか?
今日のポイント:神様がやってくださる
ダビデは、主語がいつも神様、「主は」神様に頼っていた。
「獅子の手、熊の手からわたしを守ってくださった主は、あのペリシテ人の手からも、わたしは守ってくださるにちがいない。」
一方、サウル王とイスラエルの民はどうだったか?
彼らはゴリアテの言葉に恐れおののいていた。
ゴリアテは40日間同じ所に立って、同じ言葉を発した。
40日間、恐れで麻痺してしまう。
わたし達も、このままではよくないと思いつつ、1週間、1ヶ月、1年経ってしまうことがある。
ダビデはどうだったか?
「わたしはお前が挑戦したイスラエルの戦列の神、万軍の主の名によってお前に立ち向かう。」
ダビデは、神様がやってくださることを信じていた。
今日、わたし達はそれを信じてここに集まっている。
でも、「わたしを通して」神様がやってくださるというのは信じていますか?
いまキャンパスとヤングプロフェッショナルであるプロジェクトをやっている。植え水プロジェクト。
わたし達が植えて水を注いだら、神様が成長させてくださる。
メンバーは25人いる。
25人の聖書勉強が始まるのを信じている。
わたしは先日、10人の友達にドキドキしながら電話した。
ラインではなく直接話した。
ナイトフリスビーに誘った。
断られたり、素っ気なくされたりした。
これはリアルな信仰の戦いだと思った。
「神様はほんとうに彼らに聖書勉強のチャンスを与えるのか? 彼らの人生はナイスで、ニーズなどないのでは? 」そのような思いが出てくる。
自分の剣を見て、錆びている、小さい、不十分と思ってしまう。 わたしはこの面で弱い。罪がある。
「だから、神様はわたしを通しては、働かれない。」と。
サムエル記上17:47「主は救いを賜るのに剣や槍を必要とはされないことを、ここに集まったすべての者は知るだろう。」
この聖句に心刺された。
剣が小さくても錆びていても関係ない。
ダビデは大事なことがわかっていた。
自分にフォーカスすると、不信仰になる。
わたし達は気をつけないと、神様のために戦っていると自負してしまう。
わたし達のミッションはわたし達が神様のために働くことではなく、わたし達を通して神様が働くこと。
わたし達はコネクター。
最新版でなくてもいい。
神様がいてくださる。
今日、何が必要でしょうか?
信仰と決心。
戦いの重要性を知ること。
ダビデの勝利は重要。
サムエル記上17:46 「全地はイスラエルに神がいますことを認めるだろう」
ダビデの子孫からイエスが誕生。
日本代表ラグビーは、ベスト8を目指して3連勝。
しかし、2015年以前、日本代表は1勝21敗2引き分けだった。
勝てるという文化はそこになかった。
弱いという文化が根強かった。
2015年、あることが起きた。
第1戦の強豪南アフリカ。
試合前、日本は30点差で負けなければグッドジョブと言われていた。
結果は勝利!
そのときの監督は、エディー・ジョーンズ監督
(現イングランド代表監督)
日本人は身体が小さく、足が遅い。
だから勝てないと言われていた。
しかし、エディーは違うように考えた。
忍耐強さ、丁寧さ、チームワーク、
日本チームの良さを引き出した。
4年間、「わたしはあなたたちを信じている。あなたたちは絶対勝てる!」と信じ続けた。
選手、ファンも信じていなかった。
今回、ある選手はこのように言った。
「誰も勝てると信じていなかった。でもわたし達は信じていた。だからこれは奇跡ではない。」
ひとりの信じた心から文化が変わった。
世界が変わった。
わたし達はどうか。
神様はあなたを信じている。
「あなたを通して」神様は働く。働きたい。
わたし達は信じていますか?
ダビデのお兄ちゃんのエリアブは、ダビデに向かって
「お前は間違っている。高慢。」と言った。
わたし達の教会は、全員が羊飼いの教会。
ダビデのようにゴリアテに立ち向かいましょう。
わたし達の名前が刻まれ、子孫からメシアが生まれることはない。
しかし、わたし達の決心が小グループと教会を変えることができる。
それを信じましょう。
サムエル記上17:51-52
ダビデの勇気によって、イスラエルの民は立ち上がり、ペリシテ軍を追撃した。
神様の戦い。
それを全員が信じたら、どれほどこの教会は変わるでしょうか?
わたしが最も尊敬する兄弟の1人が竹本雄大牧師。
教会が難しいときでも、神様に仕え続けた。
2011年にキャンパスを始めた。
当時は東京にもキャンパスはなかった。
そこにいた学生達は「自分たちはだめだ。」と言っていたが、雄大さんは、「大丈夫。神様ならできる。あなたならできる。」と言っていた。
1年目 1人も救われなかった。
2年目 1人が救われた。
3年目 8人が救われた!
今年、元キャンパスの同窓会をした。
1組の夫婦の信仰から始まった。
これからはわたし達の番。
神様に仕えることほど素晴らしく、ワクワクするものはないとわたしも信じている。
わたし達も共に立ち上がりましょう。
最後に次の聖句で終わります。
サムエル記上18:14 「主は彼と共におられ、彼はどの戦いにおいても勝利を収めた。」
これがわたし達の味わいたい勝利。
毎週のバプテスマ。
毎年のミッションチームの送り出し。
毎年新しいスタッフの誕生・・・。
ゴールデンウィークのジュビリー、訪問者クラスのメンバーは今どうでしょうか?
たくやくん、ちのちゃんは今年バプテスマを受けた。
大阪の津村なおきくんは、弟子になりたいと言っている。近々カウントコスト。
福岡のカカさんは今夜バプテスマを受ける。
長岡の遁所夫妻も続けて聖書勉強している。
ベトナムでは来月、新しい建物が出来るセレモニーがある。
「主の戦いに加わろう」
共に主の戦いの勝利を得ることを楽しみにしています。