『偉大な天の父の心』
今日のポイントは一つ。
わたし達は神様の心を持てる。
ルカ15:11-32
ルカ15章の3つのたとえ、見失った羊、無くした銀貨、放蕩息子。
いずれも神様、お父さんの心を表している。
放蕩息子の物語、あなたはどこに注目しますか?
愛深い父?
悔い改めて帰る弟?
怒った兄?
わたしは自分が兄に注目して読んでいるとわかった。
わたしは兄に共感する。
自分自身も長男。親に刃向かったことはない。
決められたルールを守ってきた。
わたしの弟は対照的。マイペース。天才肌。 親によく反抗する。
子供の頃からよく弟と喧嘩した。
彼のことが理解出来なかった。
両親も、弟には甘く自分には厳しいと感じていた。
そこから家族との距離が出来た。
昨年、ある事件が起きた。
弟が本当に家出をしてしまった。
22歳で大学を中退。
気づいたら、 荷物がなかった。
父親から自分に電話があった。
そして弟からも。彼はやりたいことがあると言っていた。
短い時間だけれど金銭的に援助してほしいと言われた。
わたしにはますます理解不能だった。家族会議。
父親に、なぜ奨学金などを先に返させるように言わないのかと言った。
父親は、「おまえが言っているのは正論だ。しかしおまえは、弟やわたし達を本当に理解しようとしているのか?」
そのときは理解出来ず、モヤっとした。
あとでハッとした。正しいことをすることで、
愛を得ることを求めていた。
認められたかった。
自分は正論を述べていたが、弟や両親、相手を理解しようとする心に欠けていた。
天の父、お父さんは忍耐強い。
100匹の羊を飼う羊飼いは失われた羊を諦めなかった。
お父さんは放蕩息子を諦めなかった。
この心を持てたらどうなのか?
何が変わるのか?
もっと人を愛せるようになる。
わたし達はこのお兄さんのようになっていないでしょうか?
または弟のようになっていないでしょうか?
義務感から正しいことをやっているが、神様と距離がある。
または、自分のニーズに囚われていないでしょうか?
わたし達は兄でも弟でもなく、お父さんのような心になるべき
お父さんは兄から感情をぶつけられたとき、どのようだったか?
ありのままの事実を伝えた。そして諭した。
この後、兄が宴会に参加したかはわからない。
わたしは怒りの感情を出し切り、お父さんの愛を受けた兄は宴会に参加したのではないかと思う。
コップに愛が満たされない、怒りでいっぱいだと人を愛せない。
ではどうすればいいか?
まず、神様にありのままの感情を出してみてください。お祈りやQTノートで。
わたしは心をさらけ出すのが苦手。
でも、神様は良い息子、良い娘でなくありのままの姿を望まれる。
どんな罪も赦してくださる。
そのことが出来るよう、心が満たされるよう御言葉を入れていきましょう。
なぜこれをするのか?
日本には失われた羊がたくさんいるから。
わたし達が、愛する。
実は今日、弟が実家へ帰ってくる。
感情的には、まだ難しい。お祈りお願いします。
でも、彼こそ失われた羊。
天の父の心を持って、彼と両親と時間を過ごしたい。
今年プロフェッショナルミニストリーで偉大な天の父の御業があらわれることを願っています。
今日の説教タイトルは『偉大な天の父の心』
今日のポイントは「わたし達は神様の心を持てる」でした。