本日はイースター礼拝です。
イースターは、日本でも定着の兆しを見せています。
2010年、日本でイースターを知らせたのがディズニーランド。
クリスマス、ハロウィン、バレンタインに続き、商業的に盛り上げようとビジネス界は頑張っている。
でも、いまいち定着しない。
すでにお花見やお祭りがあるのと、イースターの日にちが毎年変わるのもその一因。
イースターは春分の日の次の満月の次の日曜日
イースターの語源は、エオストレというゲルマン神話の春の女神。
イエスキリストの復活をお祝いする日。
人類にとって最も必要な日はいつか?
自分の誕生日、クリスマス、そして、最初のイースター。
つまり、イエスが十字架について復活した日。
AD33年4月5日だったのではないか?という説が有力。
最も人類にとって重要な日として考えましょう。
イエスが生まれた日よりも重要。
イースターという復活の事実があったから、キリスト教は広まった。
イエスが復活したことによって、私たちは赦されることとなった。
人間が単に死で終わることはない。
死に面して希望が持てること、天国に対して希望がある。
これらは全てイースター、復活から来る。
昨年のイースター礼拝ではジョン・マウカウスキー牧師が、ユダヤ人として、過越祭のことを話してくださった。
今あなたにとって個人的に、復活とはどのような意味がありますか?
ヨハネ21:14-19
復活したイエスが弟子たちの前に現れて3度目。
復活したイエスは40日間、弟子たちに現れた。
なぜ何度も現れる必要があったのか?
私はこう思います。
それはイエスの弟子たちが信じないからです。
ここではペテロに個人的に質問をする。
3度同じことを聞く。ペテロは悲しくなった。なぜ?
私の推測ですが、自分が信じてもらえていないかと悲しくなったと思う。
ペテロが3度イエスを知らないと言ったことを彷彿させる。
イエスは痛みを伴っても、忘れないようにした。
ペテロを責めたいのでも、罰を与えたいのでもなく、信じて愛していると伝えたかった。
「わたしに従いなさい。」と言った。
信じていない相手に「従いなさい。」というでしょうか?
イエスは神の子で、なんでもご存知だった。
ペテロの人生が根本的に変わるのは、この会話の後だった。
本当の羊飼いになるには、実は十字架のイエスを裏切ることさえ必要だったかもしれない。
自分は裏切った者ではあるけど、イエスに愛されて赦された者だという気持ち。
教会という場所はいつでも問題が無くならない場所。
イエスとペテロの会話。
「わたしを愛するか?」
「羊の世話をしなさい。」
ほかの兄弟姉妹の問題や罪に触れることを意味すると思う。
イエスが私たちに望まれていること。
イエスを愛していないと、羊を飼うことが出来ない。
羊を飼おうとしないと、兄弟姉妹の問題や罪に触れないと、イエスの本当の心に触れることが出来ない。
ご自分が最も辛い時に裏切ったペテロを赦し、愛された。
3月、悔い改めに専念するために説教をしないように外してもらった。
今も悔い改め中。
生ぬるさにより、最も近くにいる兄弟姉妹を傷つけた。謝罪した。
イエスの復活が遠くなった。毎週断食や聖書を読み、たくさん祈った。
変われないもどかしさがあった。
自分自身に、不信があると気づいた。
頑張っているのに、なかなか変われない。
幼少期の両親の喧嘩、母に怒りをぶつける父への怒りから不信が出来た。
そして、神様への怒りとなった。
竹本牧師のカウンセリングで助けてもらった。
解決出来ていない怒りは、妻への怒りという形で現れた。
自分の過去、不信を紐解き、深いニーズがあるとわかった。
「自分のことを信じてほしい。」
そのような深いニーズ。
自分のことがなかなか信じられない。
一方、誰が自分を信じてくれるかに敏感。
不信は不信仰。
聖書の言葉が入って来にくい。
牧師なのに、神様の心が遠い。
認めるのが難しかった。
自分が信じられない。
それでも、イエスは自分を信じてくれている。
変わりたくないクリスチャンは一人もいない。
自分の努力では出来ない。
自分を信じてもらうのはどれほど嬉しいか。
神様に信じてもらうのはどれほどの喜びか。
その体験が私の人生を変えてくれた。
昨年からある小説を読んでいる。
重松清さんの本「青い鳥」。
村内先生のくだり。
彼は吃音。教師としては、周りからなぜあのような喋り方で先生をしているのかと蔑まされている。
しかし、彼は生徒から信頼されている。
生徒が嘘をつくのを、先生はどこまでも信じてくれる。
多くの子供たちの人生を変えていった先生。
信じる。
イエスキリストの人生、復活を信じているでしょうか?
私たち一人一人の霊的復活を信じているでしょうか?
イエスは、信じている。
イエスはあなた以上にあなたが変われると信じている。
今日、イエスキリストを復活させられた神様を信じて行きましょう。
信じて選んでくださった神様
今日は復活祭です。
私たち一人一人を復活させてくださる神様を信じて喜び祝いましょう。