『成熟な教会を目指して』
スライドはこちらから→20220116 成熟した教会を目指して
ミニストリースタッフはリトリートから祈りの時間を持ち、
定期的にお祈りパートナーで祈り合うことをしている。
たくさんのチャレンジがある中、神様は実は多くの機会をくださっている。
使徒言行録には多くの試練があったが、神様によって大きな成長があった。
イエスがいなくなったあと、120人の弟子しかいない中、3000人が増えることがあった。
人数が増える中、変化、ニーズがあった。
8-11章では大迫害があった。散っていく中で神様が宣べ伝えられていった。
ユダヤ人の異邦人の文化の違いの問題。話し合いと祈りで一致していった。
1世紀の教会は常に、神様の御心に沿った働きをした。
今日の説教のタイトルは『成熟な教会を目指して』
ヘブライ5:12-14
ただ成長するのでなく、14節にあるように“完全な大人”、成熟を目指していく。
先日、末っ子が成人した。家族が全員成人になった。
同時に自分が年齢を重ねているのを感じる。
それでも、年が50でも未熟な考えを見ることがある。
年を重ねたとしても、成熟とイコールではない。
だから成熟を目指す必要がある。
聖霊により導かれた教会
復活したイエスは大宣教命令で、地の果てに至るまで福音が宣べ伝えられることを伝えられた。
使徒1:9-11
成熟した信仰が期待される大きなビジョン。しかし、イエスはいなくなった。
弟子たちは戸惑い、茫然とした。
そこで聖霊が与えられた。
最初は意味がわからず、何をどのように期待すればいいかわからなかった。
おそらく、不安だったと思う。
私たちもいま、先が見えない。いつコロナが収まるかわからない。
弟子たちは使徒1:14のようにいつも心を一つにして祈った。
これは今年のテーマ聖句。
チャレンジに対して常に一致して祈る行動を取った。
これにより、成長と成熟があった。
今日は常に成熟していたわけではない民たちについてみたいと思う。
出エジプト32:1,4
神様の奇跡を見た後で、帰ってこないモーセに対し不安になった人々。
神様が嫌う偶像礼拝を始めてしまった。
第1サムエル記8:5-6
目に見える形、力強い王にこだわり要求した。
周りの国々と比較した。
使徒たちもイエスといっしょにいたときは未熟だった。
ルカ9:54、ヨハネ18:10
イエスと共に歩んでも、自分に頼ろうと自分の力づくでどうにかしようとした。
1コリント3:20
「人」についていく。分裂、ねたみ、争い
コリントの未熟な教会、聖霊に導かれていない。
神様ではなく、見える人、カリスマについていく姿勢。
比較し合い、互いの違いを認めない。
この2年間、コロナ禍にあって心の悪が明らかになった。
私たちも社会も、暗い部分、未熟な部分が見えた。
そのむずかしい中で、教会は成熟していっていることを神様に感謝している。
違いがあっても、尊重しあい、わかりあおうとしている。
この2年間で解決できないようなむずかしい問題は勃発していない。
皆様を心から改めて尊敬している。
と同時に、個人的にいろいろ未熟な部分を見せられている2年間ではないでしょうか?
未熟さを神様に変えていただくように、いっしょに祈りましょう。
ヘブライ11:1
信仰とはの聖句。
『信仰とは、望んでいる事柄を確信し、見えない事実を確認することです。』
成熟した信仰とはイエスを頭として見えない聖霊に頼ること
ボート漕ぎVS帆走(はんそう)
神様のために必死でボートを漕いできた?
がんばればかんばるほど、神様が認めてくださる?
帆走は、聖霊によって動かしていただく
それは何もしないわけではない。
わたしたちはやるべきことをやる。
そして聖霊に頼る。
情熱、やりたいこと、その他を神様に委ねること。
簡単ではないが、目指すべきこと。
使徒4:23-24、31
この出来事の数日前、弟子たちは怖くて逃げてしまった。
捕まえにきた人々は、イエスを十字架につけた人々。
イエスと同じように殺される可能性があった。
しかし、彼らは逃げたり、暴力をふるうことではなく、
祭司長や長老から逃げず、大胆に御言葉を語った。
聖霊によってその場が揺れた。
不安なとき、一人になるのではなく、共に祈っていきましょう。
聖霊によったリーダーシップ
使徒6:1-3
ギリシャ語を話すユダヤ人から苦情が出た。
人数が一気に増えても一致を保っていたが、更に増え、ニーズが高まった。
才能ではなく、『霊と知恵に満ちた』リーダーシップが選ばれた。
使徒15:1-3
一致を脅かす危機。
激しい意見の対立、論証。分裂の危機。
教会の長老、使徒たちは話し合い、成熟した対応があった。
エフェソ4:11-15
キリストの体を作り上げるリーダーシップ
成熟したリーダーシップのもと、成熟した教会が成長していく
今年の目標の一つとして2022年、教会の長老が任命されることを祈ってほしいです。
東京の教会の長老は何年も求められてきたビジョン。実際には研修会でまた話します。
今年のテーマ聖句:使徒1:14
に留まっていきましょう。
上手くいかないこと、不安、焦りなどあっても、どんなときも神様に祈り、
兄弟姉妹でいっしょに戦っていきましょう。