『神への信頼』
スライドはこちらから→20210613 ダビデシリーズ 神への信頼
1サムエル23:1-5
ダビデは度重なる裏切りに遭い、放浪生活をしていた。
サウルに裏切られ、助けてくれた祭司たちが皆殺しに。
1サムエル22:1-2
ダビデの周りに400人ほどの人が集まってきた。困窮などを抱えている人たち。
この人々を率いて、ダビデはサウルから逃げていた。
そこで大きな問題が発生した。
ケイラの人々がペリシテ人に襲われ、ダビデに助けを求めてきた。
ポイント1:神様は私たちを信じている
ケイラはイスラエルから離れている、穀物が豊かに獲れる土地。
大切な穀物の実りの時期で、ペリシテ人に狙われた。
自分がダビデの状況だったらどう思うか?
戦いたくない。自らの命が危ない。
そもそも、ダビデが責任を持って戦うべきか?
イスラエルとペリシテの国の問題。
本来はサウル王自身がこの問題を最初に知って、準備すべき。
しかし、そのようにはならなかった。
サウル王はダビデを殺すことに頭がいっぱいだった。
ダビデはサウルから逃げつつ、国を守る役割を持った。
・難しい状況がたて続きに起きてしまう
・自分に責任がないことに取り組まないといけない
・できることならやりたくない
・確信がない
・諦めたい
このような状況では、諦めたり、自信が無くなると思う。
聖句の中には印象的なやりとりがある。
ダビデ「行って、このペリシテ人を討つべきでしょうか。」
神様「行け、ペリシテ人を討って、ケイラを救え。」
人々「我々はここユダにいてさえ恐れているのに、ケイラまで行ってペリシテ人の戦列と相対したらどうなるでしょうか。」
ダビデは神様との関係で解決しようとした。
しかし、兵隊は恐れて反対。戦いたくない。
ダビデは恐れている兵士たちを押し切りはしなかった。
ダビデ自身、100%神様の言葉に確信がなかった。
再度託宣を求めた。「必ず勝つことができる」という神様の約束があった。
自分自身に確信がなかったとしても神様が私たちを信じている。
神様だけは、ダビデがペリシテ人に勝つことができると信じてくださっていた。
勝利、他でもない神様が成し遂げてくださった。
このように話したのは、自分がこの場面のダビデと同じことを感じたから。
昨年からキャンパスミニストリーの体制が変わり、自分がリーダーになった。
神様の確信が持てなかった。
自分はどうすれば良いかわからなかった。
たくさんの罪が見せられた。
・神様を信じて委ねる
・人を信じて委ねる
これらができなかった。なんでも自分でやろうとする自己中心の罪を見せられた。
誰かが失敗した時に責任を取りたくない。
委ねていくことへの強烈な不安があった。
5月、聖書勉強していた友人と本栖湖キャンプに行った。
集中して学ぶ計画だった。
自分の中では急に決まったことにより、準備が間に合わないなどの不安があった。
しかし、神様が働いてくださり素晴らしいキャンプになった。
このキャンプがきっかけにその友人はバプテスマを受けた。
私の確信は十分ではなかったが、神様は働いてくださった。
どれほどできないと思っていたとしても、信じてくださった。
私たちはどれほど神様から勇気をもらえるでしょうか?
どこまでも神様を信じていきましょう。
神様の勝利を信じてベストを尽くしましょう。
ポイント2:私たちも人を信じる
1サムエル23:15-24
ケイラを救ったダビデだが、裏切られてしまう。
ケイラの人々がダビデをサウルに引き渡そうとしてしまう。
ダビデと一緒にいた人々はどのように感じたと思いますか?
このように裏切られ、逃げ続ける人生を歩むのであれば、ダビデと一緒にいるのは嫌と思ってしまう。
状況がどんどん悪くなる。
しかし、彼らはダビデから決して離れなかった。
信頼し、共にいたから。
ダビデとその兵士たち、強い信頼関係があった。
それに対し、サウルは周りの人々とどのような関係だったか?
1サムエル23:23
サウルは確かな情報、保証が欲しかった。
・ダビデは信頼
・サウルは信用(保証)
そのため二人が築いていた関係は大きく異なった。
ダビデはいつも信頼できる、助けて合える人がいた。
苦難を一人で乗り越えたわけではなかった。
その中の一人がヨナタン、サウルの息子。王の後継者。
本来はサウルをサポートし、ダビデの命を狙うべき。
しかし、ヨナタンは神様への確信があった。
ダビデが神様から選ばれた王、御心にかなう者。
ダビデが挫けそうな時、励ました。
私たちも神様のために励まし合うことができる。
私たちもダビデとヨナタンのような関係を兄弟姉妹で築いていきましょう。
私には信頼できる友人たちがいること、心から感謝します。
先述の友人のバプテスマ、多くの人が助けてくれた。
心から信頼できる人たちが助けてくださった。
人を信頼せず、自分でいろんなことをやる不信仰があったが、この救いで変わった。
サポートしてくれた兄弟姉妹に心から感謝します。
楽しく励まし合える友人に感謝します。
心を一つにしてこれからも友人を愛していきたい。
私は一人ではない。
シェア:栗原敏孝さん
歴代誌12:18
心を一つにすることを求めたダビデ。
ダビデを付け狙ったサウルには、プレッシャーが多かったと思う。
私たちも大きなプレッシャーがあると思う。
最近私は、夫婦関係を助けてもらった。
全てを助けてくれる友人に話し、恥などについても受け止めてもらった。
汚れを流すように涙を流した。
サウル王がもし、ダビデの優秀さに嫉妬していることなどを家臣たちに脆弱に相談できたら素晴らしい王になっていたと思う。
プライド、決めつけは危険な罪。
謙虚さを持ちましょう。
キャンパスのことをシェアします。
昨年10月からキャンパスに関わることになった。
経験していないことを行うのには、安心がニーズという確信がある。
リーダーの秋山大地さん、素晴らしい兄弟。
彼を信じて、安心できるようにサポートする必要があった。
キャンパスワーカーでミーティングを毎週しているのと、大地さんとはたくさん時間を過ごしている。
その中で、脆弱に心を出していけるようになった。
このようにしていくうちに、自分たちで作り上げていく自信と安心が広がってきた。
先月の本栖湖キャンプでは、友人が脆弱に話してくれて皆で泣いてしまった。
平和の実を結びましょう。
皆さんぜひ、安心できる関係を築き上げてください。
(シェア終わり)
今日、私たちの信じる心はどうでしょうか?
神様は私たちを愛しています。
今が難しい状況だとしても信頼していきましょう。励まし合っていきましょう。
神様を信頼することで、奇跡を味わえます。