『ダビデシリーズ:ダビデとゴリアテ』
スライドはこちらから→20210516 ダビデシリーズ2 ダビデとゴリアテ
「ダビデは神の心にかなった人」というテーマでお話したい。
ダビデとゴリアテ、これは聖書の中で最も奮い立たせられる、大好きな箇所。
英雄的な物語。
巨人に立ち向かう。不可能な壁に立ち向かう。
何より、神様の偉大さを思い出させられるストーリー。
今日、神様の偉大さから励まされてください。
1サムエル17:1-11
ゴリアテとペリシテ人がイスラエル軍に恐れを抱かせたことがわかる。
ゴリアトは力強く恐ろしい存在。
でも、ダビデを通して神様はイスラエル軍を励ます。
1サムエル17:12-15
ダビデはエッサイの8人息子の末っ子。
上から3人の息子だけが召集。ダビデはまだ若すぎた。
ダビデはただの羊飼いで、音楽家としてサウルに仕えていた。
民数記1:2-3
民数記によると、イスラエルでは20歳以上でなければ兵役につけない。
つまりダビデは10代、兵役につけない少年だった。
1サムエル17:33
サウルはダビデに「お前は戦うことはできない、若すぎる」と話した。
その上、ゴリアテは若い時からの戦士。勝つことは不可能。
ダビデはサウルにどう答えたか?
1サムエル17:34−37
彼は自分が若いということも、ただの羊飼いであることも否定しなかった。
しかし彼は、神様のおかげで熊や獅子たちを倒して羊を守れたと知っていた。
自分がどんな存在であるかより、神様の大きさを確信していた。
ポイント1:確信
自分の状態によって人生が決まると感じてしまうことや、状況を言い訳することはありませんか?
昨年、コロナ禍が始まって、教会に集まれなくなりオンラインでのコミュニケーションを余儀なくされた。
そんな中でどのように聖書勉強をしたり、信仰を伝えたり、繋がりあえるのか?
成長できない言い訳をしたくなる誘惑があった。
神様の存在でなく、自分の状態を見てしまっていた。
インドネシアの二つのミニストリー、ティーンミニストリーとシニアミニストリーを誇りに思う。
ティーンは、交わりによって成長して来たグループ。
シニアは、インターネットや技術に頼るのが難しい。
でも、コロナ禍でそれらに頼るしかなくなった。
これは本当に難しい問題。
リードしている兄弟姉妹を心から尊敬する。
状態よりも確信を大事にする決心。
神様は37人のティーンの救いを与えてくださった。
シニアは16人の救い。
これは神様の栄光。
自分が何者か、どんな状態課は関係ない。
神様がどのような方であるかが大切。
確信を持ちましょう。
神様を信頼しましょう。
1サムエル17:38-40
サウルは戦いのため、ダビデの装備を整えようとしていた
ゴリアテと同じように、彼が剣を持っていたからダビデにも剣を持たせ、鎧なども同様だった。
でも、ダビデはありのままの姿で戦うことを選択した。
羊飼いとして慣れ親しんだ杖、石投げ紐だけで良いと。
神様はそれらで獅子や熊を倒させてくださった。
ダビデは、神様は十分に備えてくださっていると確信していた。
自分とゴリアテを比較しなかった。
ポイント2:自信
あなたは他の人と比較していないでしょうか?
彼ほどの能力があったらいいのに、上手に話せたり、リードできたらいいのに。
夫婦関係が彼らのようだったら、経済的な状況が彼らのように良かったら。
彼らのように備えていないから、自分には無理と考えてしまう。
頻繁にこう考え、比較してしまう。
隣の芝生は青い。そのような考えでは、喜びを奪われる。
いつも隣の芝生が青いわけではない。
あなたが水を注いだ芝生が青くなる。
12年前、成熟した姉妹たち、シングルマザーの姉妹たちの喜びがなくなった。
生ぬるくなった。
私たち、姉妹のリーダーたちはこの状況を重く感じていた。
私たちは何かしら変化が必要と考え、プレシャスウーマンのグループを始めた。
配偶者がいなくても、何か備わっていなくても、彼女らを通して素晴らしい何かを成し遂げてくださることを信じた。
このグループを通して、神様が奇跡を起こしてくださった。
成熟したシングル姉妹、シングルマザーが多く救われた。
他の教会でもこのミニストリーを作るように勧めている。
何を持っていないかにフォーカスしないようにしましょう。
ダビデを見倣いましょう。
鎧や剣は必要ない。
杖と紐があれば十分。
私たちも神様に自信を置きましょう。
神様は持っていないものに関係なく、持っているもので私たちを用いてくださいます。
1サムエル17:48-51
古代の兵隊には3種類ある。
・騎馬隊
・歩兵隊
・砲兵隊
じゃんけんと同じように、この3つは3ずくみの関係がある。
歩兵は騎馬兵に強く、騎馬兵は砲兵に強い。砲兵は歩兵に強い。
ゴリアテは歩兵、ダビデは砲兵。
サウルの提案通りの装備にして、歩兵として挑んでいたら勝てなかった。
石投げ兵、鳥も撃ち落とせる。
石投げの現代の記録は1981年、ラリーという方の437メートル。
歴史学者、石投げは戦いにおいて重要だったと言っている。
神様は羊飼いの経験を通してダビデを優秀な兵にした。
羊を守るため、獅子や熊と戦うために石投げの練習。
それが神様に用いられ、ゴリアテを倒すとは考えていなかった。
でも神様はダビデが勝利者になるよう準備していてくださった。
ポイント3:勝利者
ダビデがもし石投げできなかったら?
羊飼いの経験がなかったら?
私たちの人生の中にもゴリアテのような巨人がいますが、神様は勝利者になるように計画して訓練している。
獅子や熊を打ち倒す必要がある。
逃げずに戦いましょう。
神様は、私たちが様々な試練に勝てるようにしてくださる。
過去15年、私たちは小グループ中心の教会を建てようとしている。
とても難しく、うまくいかずにイライラした。
昔のやり方に戻る誘惑があった。
リーダー、スタッフが引っ張る方が楽だった。
大きなグループは、全員が貢献しなくて良い。
数人が頑張れば良い。
でも、それは神様の御心ではない。
神様は小グループ中心の教会を希望している。
コロナによってオンライン、小グループ単位。
長いプロセスを経て、コロナ方の中でも機能する教会になった。
それにより大きく成長することができ、昨年は650人以上の新しい弟子が与えられた。
コロナ禍の中で最も成長したこと、神様の栄光。
神様が15年もかけてコロナ禍という巨人に立ち向かえるようにしてくださったこと、知る由もなかった。
試練から避けないで、辛くても逃げないで、諦めないでください。
勝利者になるように神様が備えてくださる。
そうすれば、本物の巨人が来たときに戦える。
ダビデはゴリアテが大きいのは気にしない、神様は大きい。
巨人よりも神様は大きい。
ダビデがどんな人間かより、神様がどんな方かが全て。
ダビデの確信に見倣いましょう。
何を持っていたかよりも神様に自信を持ちましょう。
試練から逃げないでください。
その経験を用いて、神様は勝利者にしてくださる。
人生における勝利者にしてくださる。
1日も早く皆さんに会えることを望んでいます。
神様からの祝福がありますように。